引退馬協会発の最近のブログ記事

移動日のこと

| コメント(0) | トラックバック(0)
ご報告が前後しますが、移動日のことです。

26日の午後1時半、トウショウ牧場さんの分場にお迎えの馬運車がやって来ました。

スタッフさんに曳かれ乗りこむマザーはカメラに受かって何度か振り向いてくれました。

NDSC_0298R.JPG
25歳のマザー、とても若々しい体をしていますが、年齢に配慮して、移動は負担が少ない海沿いルートから約1時間かけて渡辺牧場さんへと向かいます。

牧場に着くと、会員でもあるキャプテンベガの馬主さん(やんちゃぶさん)が一緒にマザーを出迎えてくれました。

WDSC_0304RL.jpg
沼田代表(左)とやんちゃぶさん(右)


WDSC_0307R.JPG
馬運車を降りて、放牧地を見つめるマザー、とても落ち着いています。

そして一旦馬房へ。

馬房のニオイを嗅ぎ、おしっこをして自分のニオイをつけ、そしてゴロン。

WDSC_0308R.JPG
ここを新しいおうちと認識したようで安心しました。

そして、悟りを開いたようなすっきりとした表情...


WDSC_0310R.JPG
まだ陽があるので、とりあえず放牧場に出すことになりました。

WDSC_0311R.JPG
放牧のパートナーに選ばれたのは栗毛の美人さん、キララちゃん。若く見えますが、こう見えてマザーと同い年の25歳!

WDSC_0344R.JPG

今まではケイウンネイチャーと一緒でしたが、ケイウンネイチャーはちょっときついところがあるらしく、しばらく一頭で過ごすことになりました。(ケイウンネイチャーさん、ごめんなさい!)

到着するのは午後というのは最初から決まっていたのですが、牧場さんではわざわざキララを朝から一頭にして、放牧仲間を待ち望むように仕向けていてくださいました。

WDSC_0314R.JPG
先ずは馬栓棒越しにご挨拶。後ろで春風とミユキも見守ります。

大丈夫そうと判断して、いよいよ放牧地内に入ります。

WDSC_0317R.JPG
駈けだすわけでもなく、ゆっくりと放牧地の中ほどまで歩いていきます。

春風が興味津々で牧柵越しに寄ってくるのですが、キララは春風をマザーに取られまいと、マザーを威嚇します。

その度に、はるみさんが「キララ~!だめよ~」とたしなめます。

マザーは敢えて争わず、自分から春風に近づくこともなく、キララとは安全な距離を保ち、耳を伏せることすらせず始終穏やかでした。

そして私たちも放牧地の中に入れていただきました。
しばらくするとマザーが駈け寄って来る場面がありました。

WDSC_0324R.JPG

WDSC_0337R.JPG
穏やかなまなざしで、微笑をたたえているかのよう...これぞ"お母さん" ― "マザー"という名が表す通り、母性というのか、滋愛に満ちていて感動している自分がいました。


陽がまだあるうちに、ポートレート用の写真を撮ろうということになり、撮影前の手入れが始まりました。

いくら馬に慣れている人たちばかりとはいえ、マザーにとっては初対面の人ばかり。それでも背中や首、お尻はもちろん、お腹や脚もされるがまま、微動だにしませんでした。

WDSC_0348R.JPG
やんちゃぶさんと沼田代表


WDSC_0338R.JPG
手入れされるマザーを見守るミユキ、春風、キララ


ポートレート用にはいい写真が撮れましたがここではあえてポートレート撮影終了後の写真を...

無口な方ですがいつも馬に対して優しい渡辺さんのご主人。マザーと無言で会話をしているようです。

WDSC_0384R.JPG
しばらく離れていたマザーとキララですが、人間はよそへ移動した間に2頭の距離はだいぶ縮まったようでした。
これなら安心、仲良くやっていけそうです。そう確信して私たちは渡辺牧場をあとにしました。

WDSC_0432R.JPG


一日も早く、ここでの生活に慣れますように...


そして皆様もぜひ優しいマザーに会いに行ってください。


最近のブログ記事

アイテム

  • 18 馬房.jpg
  • 17 6月7日ミユキの馬房.jpg
  • 23 マザー20170606.jpg
  • 22 マザー20160606.jpg
  • 21 マザー20170606.jpg
  • 20 マザートウショウ20170606.jpg
  • 19 マザー(手前)とゲッケイジュ(奥).jpg
  • 14 ミユキと春風ヒューマ5月29日.jpg
  • 12 ウラカワミユキ20160606.jpg
  • 13 ミユキと春風ヒューマ20170606.jpg

アーカイブ