2013年11月アーカイブ

第4期卒業生ゲイボルグ訪問記

先月卒業したゲイボルグをOさんご夫妻が訪問し、レポートを寄せてくださいました。

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フォローアッププログラム第4期生ゲイボルグが、10月10日、茨城県の個人の所有する乗馬施設へと旅立ちました。

旅立ちの日に立ち会うことができなかった私たちは、3日後の10月13日と、1ヶ月後の11月16日にゲイボルグの訪問をさせていただきました。

今回ゲイボルグを引き取って頂いた方は、ゲイボルグが屈腱炎で競走生活の引退を余儀なくされたこと、また性格もとても繊細でさく癖があることなど、すべて承知の上で、実物のゲイボルグを見学され、大変気に入って下さってこのたびのご縁となりました。

 ゲイボルグがお世話になっているこの施設は、もともと競走馬の生産牧場を行っていたところで厩舎や放牧地、そして馬場までを備えた広大で素晴らしいロケーションのところです。

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厩舎側からの大きな放牧地

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放牧地側からの厩舎

新しいオーナー様に慕われて新しい生活をスタートさせたゲイボルグ。移動直後ということもあり、現在は放牧中心の生活を送らせてあげているとのことです。
 
ゲイボルグ3.jpg
 秋の穏やかな日差しの中、落ち着いた様子のゲイボルグ

オーナー様のお話では、「おとなしくてとてもいい子なんですよ」とのこと。ホントに可愛がっていただけている様子がとてもよく分かりました。

私たちが訪れたときは大きな放牧地でゆったりとしていたゲイボルグ。私たちの姿に気付くと急に 何かを思い出したようにさく癖をし始めました。

あとで思うには見覚えのある私たちのことを歓迎してくれ、嬉しくて、一生懸命私たちの気を引こうとしてさく癖をしていたのではないかと思いました。

私たちが帰る時には牧柵沿いに一緒に歩いてくれて、「もう帰っちゃうの...」というような顔をしながら見送りをしてくれました。



1ヶ月後の先日、再び訪問させていただき、ゲイボルグに会ってきました。施設の木々も紅葉が始まり本格的な秋の気候を感じさせる中、前回同様いいお天気に恵まれました。

この日のゲイボルグは午前中にオーナー様が騎乗をし、午後は放牧地でゆっくりとしていました。

ゲイボルグ4.jpg
                                      放牧地での様子

ゲイボルグ5.jpg
元々は1周200mぐらいある周回コースのようです。

1ヶ月前には到着後すぐということもあり少しやせていた体がかなりふっくらとしてきました。柔らかい冬毛も生え始めていてとても穏やかな表情をしていました。

前回は熱烈な歓迎をしてくれたゲイボルグでしたが、今回は「また来たの?おつかれさま」というような感じで、それはあっさりしたものでした。たった1ヶ月でも、もうここが僕の家とばかりに安心して過ごしているのでしょう。他の馬のことも 認識をしていて、もう全然寂しくないようです。

あいかわらず人参を食べるのがへたで、口の中でずっとモゴモゴしていました。でも顔はたくさん触らせてくれて、あっという間に楽しい時間が過ぎていきました。

ゲイボルグ6.jpg
ゲイボルグ7.jpg
たまに乾草を食べながらのんびりと、私たちにお付き合いをしてくれました。

オーナー様のお話では、以前にも増して言うことを良く理解して「本当にいい仔!」と何度もほめていただきました。
たくさん可愛がっていただいているようで本当によかったと思いました。

2月のあの日、あと1日遅かったらその命が繋がることができなかったかもしれないゲイボルグ。でもたくさんの方々に支えられて生きていくことができるようになりました。

お世話になった皆様本当にありがとうございました。
これからもゲイボルグのように幸せに暮らしていける馬が1頭でも多く...と切に願うばかりです。

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O様、ありがとうございました。
ゲイボルグが、とても大切に、愛されて暮らしている様子が伝わってきます。
ゲイボルグくん、これからもずっとずっと元気で幸せに。