被災馬コテツの会のツアーで、4月6日と7日に、福島県川内村の養老牧場「みどりのまきば」に行く機会ありました。
そこには、コテツ(競走名:ルージュビクトリー)と、再就職支援プログラムの第7期生の愛ちゃん(競走名:プリンセスアイズ)がいます。
再就職支援プログラムの間の愛ちゃんは蹄が弱く、運動もいやで、お腹がすぐに痛くなってしまう虚弱体質でしたが、今では一日18時間の放牧で、すっかりたくましくなりました。疝痛もめっきり起さなくなったそうです。
「ボスのコテツに対抗できるのは愛だけ」と場長さんが言うほど、たくましいです。
愛ちゃんはここでは梅ちゃん(競走名:バットウーマン)、シルキー、コテツ、ビービーの5頭でのどかに暮らしています。
訪問したときは、梅の花が満開でした。
本日ちょうど、「みどりのまきば」の公式ブログに、立派な愛ちゃんの馬体が披露されていますので、こちらもぜひご覧ください。
川内村では梅が満開。桜は4月下旬からゴールデンウィークに開花するそうです。
福島と言えば、被災馬フォスターホースのいる、厩舎みちくさが南相馬市にあります。
厩舎みちくさには、やはりプログラムの第11期生のコンコルダンスがいます。せっかくなので、ツアーを抜け出して行って参りました。
ダンスは牝馬なのですが、牝馬らしさがまったくないとみんな言うのだとか。牝馬というと気分にムラがあったり、神経質だったり...という感じですが、そうでないなら、むしろ褒め言葉ですね!体も立派です。
訪問したときには、コンコルダンスを引き取ってくださったオーナーさんもいらっしゃっていました。大事にしてくださって、ありがとうございます。
プリップリの馬体!
広い放牧地は馬たちも大喜び
厩舎みちくさのフェイスブックでは、走り回るダンスとおにくんの動画も見られます。
紹介者の想いを受けてプログラムに参加した馬たちが、こうして大事にされていてとても嬉しいです。