6月15,16日、御殿場市馬術スポーツセンターで行われたジャパンホースフェスティバルの「RRC-引退競走馬杯」観戦のご報告です。
15日はあいにくの大雨でしたが、競技は予定通り朝8時から行われていました。目指す引退競走馬杯は障害馬術競技で、14時15分から始まり17頭のエントリーです。
再就職支援プログラムを10期生として卒業したレネレイドは素晴らしい飛びと走行。惜しくも一落下、一拒否で減点を取られてしまい、表彰圏内には入れませんでしたが、将来が楽しみな飛びを見せていました。
優勝したのは父シンボリクリスエス・母シャルロットノアルのリヴァイタライズで、賞金50万円を獲得。2位は父ワークフォース・母バレエブランのルルヴェでした。
大雨の中、どの馬も素晴らしい健闘でした。
続く16日、A3課目の馬場馬術競技は8時45分から始まりました。
こちらは12頭のエントリーがあり、レネレイドと再就職支援プログラムを13期生として卒業したウインスプラッシュがいます。
13,14,15日と毎日得点を伸ばしてきたウインスプラッシュに期待が集まっていましたが、本馬場の隣の練習馬場で音に驚いてバタバタしたことが本番にも影響したのか、得点が伸びず7位に敗退。しかし、間のある優雅な動きと演技で今後に繋がる結果でした。
レネレイドは、場に慣れておらず落ち着きがありませんでした。当日は風も強く、それも影響したのか練習馬場での良い動きが発揮できず、とても残念でした。
優勝したのは、父ワークフォース・母ミントシャインのフォースカミング、2位は父スクリーンヒーロー母サミーカラーのミラクルバローズでした。
ウインスプラッシュと初田さん
今回初めての試みとして、皆さんと一緒に、競馬を引退し乗馬として第2ステージで活躍する馬たちを応援することができました。
主催の全国乗馬倶楽部振興協会の方には大変お世話になり、特に専務理事からは、大雨を避けるために室内での観戦と競技の説明までしていただき、初めての方も楽しむことができました。
第2ステージを送る多くの引退馬の応援を今後も勧めていきたいと思います。
「RRC-引退馬杯」は、今後も各地で開催されていきます。
競馬場で走っていた馬たちが元気に頑張っていますので、お近くの方はぜひ応援に行ってみてください。