競走を引退した馬たちはすべての仕事を終えたあと、どこで余生を送るのか・・・
2014年、引退馬を繋養している11の団体が集まり、飼養管理や高齢馬の獣医療などの情報を共有し、意見交換をする場として「引退馬連絡会」が立ち上がりました。
しかしながら日本全国にはこの他にも引退馬を繋養している施設が数多くあると思われるものの、どれだけの数の施設があるのか、どれだけの引退馬が繋養されているのか、また今後どれだけの馬を受け入れることができるのか、その実態はわかっていません。
どの馬にもいつかはすべての仕事を終える日がきます。
近年では競走生活を引退した馬たちをリトレーニングし、乗馬などの第二、第三の馬生へ繋ぐ活動が盛んになっていますが、近い将来こうした馬たちが引退し、預け先の需要は必ず増えてきます。
この状況を鑑み、引退馬協会では2018年の秋から、セカンドライフやサードライフを終えた馬たちが最後のステージを送る繋養施設の実態調査を実施し、引退馬を繋養したいと預託先を探す人たちに情報を提供する為、2019年1月に横浜・赤レンガ倉庫で開催された「ホースメッセ」のブースで掲示しました。
それ以降にお寄せいただいた情報も含め、この度、ホームページ内に特設サイトを設置して公開しました。
こちらからアクセス→引退馬預託施設INFO
このサイトを引退馬の預託施設情報のプラットフォームとし、引退馬を引き取って余生を支えたい人と考える人たちにご覧いただくことで一頭でも多くの馬を終の棲家へと繋げていきたいと考えています。
掲載している施設は、すべての仕事を終えて最終ステージを迎えた養老馬を管理・繋養する施設、生産牧場や乗馬クラブで引退した馬をそのまま繋養している施設、及びJAIRS(公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル)の引退名馬繋養展示事業助成金を受けている馬の繋養施設などです。
できるだけ多くの方に引退馬の繋養施設情報を知っていただくため、ブログやSNSでのシェアにご協力をお願いします。
掲載している情報につきましては、直接施設へお問い合わせください。
引退馬協会は繋養施設と引退馬の預託を希望する人との間での交渉やトラブル等には関与いたしませんので、ご了承ください。
施設の見学や訪問についても施設へご連絡をお願いします。
見学に際してはルール&マナーを遵守してください。
競走馬のふるさと案内所 「牧場見学ガイド」
繋養施設の情報を随時受け付けています。
引退馬を繋養している施設の方、またそうした施設をご存知の方はぜひご協力ください。
1.記入者が引退馬を繋養する施設の管理者でない場合は、
必ず管理者の了解を得てからご提出ください。
2.ご記入いただいた内容について、繋養施設へ確認の電話をすることがありますので
ご了承ください。
リストはダウンロードして、下記までファックスまたはメールにて、リストに掲載する画像はメールにてお送りください。
認定NPO法人引退馬協会 横浜支部
FAX:045-878-3060 E-Mail:otoiawase@rha.or.jp