いつもあたたかなご支援をいただき、ありがとうございます。
総務省では、平成27年度から、テレワークによる勤務(自宅やサテライトオフィスでの勤務)が就業規則等に定められている企業・団体(民間企業(株式会社、合名会社、合資会社、合同会社等)、特定非営利活動法人)、都道府県・市町村等の地方公共団体及びそれに準ずる団体)の中から、テレワークの導入・活用を進めている企業・団体を「テレワーク先駆者」とし、十分な実績を持つ企業等を「テレワーク先駆者百選」として公表しています。
この度、11月1日付けで、引退馬協会が「令和元年度 テレワーク先駆者百選」32団体のひとつに選定されましたので報告いたします。
引退馬協会では、本部を千葉県香取市の乗馬倶楽部イグレットに置き、通常はスタッフ全員が在宅で業務にあたっています。
近年では各地で大きな災害による被害が続いています。
千葉県に本部を、北海道に従たる事務所を置き、スタッフが在宅で業務にあたることで、万が一いずれかが被災した場合でも協会としての機能すべてが止まることなく、対応することが可能となっています。
また馬という生き物に関わる活動上、いつ何が起こるかわかりませんが、そのような場合でも迅速に対応することが可能です。
在宅勤務にあたっては、2018年度に顧問社会保険労務士と共に「在宅勤務規定」を整備し、健康管理にも十分に配慮するとともに、在宅であっても、業務のオンオフの切替をすることによって過重労働になることを防ぎ、今後この活動を持続し拡げていく為に、介護や育児を抱える人でも就業しやすい環境へと整えていくことを心がけています。
政府が掲げる「働き方改革」の一つとしてテレワークへの取り組みに注目が集まる中、まだ解決すべき課題は数多くありますが、スタッフが働きやすい環境の中で、それぞれが持つスキルを十分に生かし、一頭でも多くの馬を幸せな余生へと繋ぐことができるよう、これからも力を合わせて進んで参ります。
どうぞこれからもご支援のほど、よろしくお願いいたします。
「テレワーク先駆者百選」に関し、詳しくは下記をご覧ください。