いつもあたたかなご支援をいただき、ありがとうございます。
引退馬協会事務局です。
ナイスネイチャの33歳のバースデードネーションから、早2年になろうとしています。これまでに17頭の引退繁殖馬をフォスターホースとして受け入れてきました。
2023年2月28日時点での収支を下記のとおり報告いたします。
33歳のバースデードネーション収支(2023年2月末現在)
また、この度、33歳のドネーションでは18頭目となるオオシマパンジーをフォスターホースとして受け入れることが内定しました。オオシマパンジー自身は競走馬としては3戦未勝利でしたが、繁殖に上がって母として、根岸ステークス(G3)を制したメイショウマシュウを輩出しています。
オオシマパンジーは今年21歳となりますが、競走生活引退後11頭を出産、今年は流産後産褥性蹄葉炎を四肢に発症しました。かかりつけ獣医師によると、現在行っている治療は効果がないとのこと。他の獣医師のセカンドオピニオンも参考にしながら、装蹄や餌の管理を行いQOLを上げていきます。
蹄葉炎が進行して状態が著しく悪化した場合は、厳しい判断をすることになるという状況ではありますが、21歳まで繁殖で頑張ってきており、現在は日々の暮らしには問題ないことから受け入れを決めました。
33歳のバースデードネーションの対象馬(産駒が重賞勝ちしている)でもあり、長年繁殖で頑張ってきたことから、ご寄付いただいた皆さまにもご理解いただけると考えております。
移動も難しいことから、現在繋養中の鹿児島県の長谷川牧場に預託していく予定です。
フォスターペアレント募集の準備が整いましたら、応援よろしくお願いいたします。
オオシマパンジー・プロフィール(JBISへ)