いつもあたたかなご支援をありがとうございます。引退馬協会事務局です。
「ナイスネイチャ・メモリアルドネーション 2024」1頭目の対象馬として、スズカコーズウェイ(牡馬・20歳)の受け入れが決定したことをご報告申し上げます。
スズカコーズウェイは2009年京王杯スプリングC(G2)を勝ち、2013年、ダノンシャークが優勝した京都金杯(G3)出走を最後に競走生活を引退しました。その後はグランド牧場さん所有の種牡馬として、同年から繁殖生活をおくり、今年(2024年)の種付けシーズン終了を待ち、種牡馬を引退しました。
繋養先であったアロースタッドを運営する株式会社ジェイエス様からのご依頼により、フォスターホース入りを検討。スズカコーズウェイは引退繁殖馬を対象とした「ナイスネイチャ・メモリアルドネーション 2024」第1号の受け入れ馬として、フォスターホースになりました。
本日(9月24日)、仮移動先(非公開)へ移動しました。去勢手術を行い、体調を整え、新生活に向けて準備をしてまいります。
移動時期等詳細は未定ですが、最終的には、白老の社台牧場でくらすフォスターホース、ナムラタイタンとともにおだやかに余生を過ごしていってほしいと思っております。
スズカコーズウェイのFP(フォスターペアレント)会員の受け付け準備が整いましたら、ホームページでお知らせいたします。みなさまの応援をどうぞよろしくお願いいたします。
2004年3月22日生まれ 牡馬 栗毛
父・Giant's Causeway(USA) 母・フレンチ・リヴィエラ(USA)
生産:グランド牧場
競走成績:44戦6勝
主な勝ち鞍:2009 京王杯スプリングC(G2)
44戦6勝[6-3-4-31]。美浦・伊藤 圭三厩舎所属。9歳まで長く競走生活を続けました。
スズカコーズウェイ プロフィール(JBISのページへ)
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ナイスネイチャは2001年、引退馬協会の4頭目のフォスターホースとなりました。
半弟グラールストーン(フォスターホース第1号)亡き後、ナイスネイチャは引退馬協会の広報部長として多くの人に引退馬支援のことを伝え、たくさんの後輩たちの引退後の新たな生活をつなげました。
2023年5月30日、ナイスネイチャは35歳の馬生を静かに閉じましたが、引退馬協会ではその功績を讃え、ナイスネイチャが作った引退馬支援の輪をさらに大きく、広く、未来へつなげていきたいと考えています。
2024年は、誕生日の4月16日に合わせて「メモリアル」のドネーションを開催しました。たくさんの方から大きなご寄付を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。
ナイスネイチャ・メモリアルドネーション 2024
受け入れ対象馬の条件
日本国内で繁殖に供用された引退繁殖馬で
・重賞(国内Jpn以上の重賞、海外パート1国の重賞)の勝ち馬
・リステッドレース(国内および海外パート1国)の勝ち馬
・重賞(国内Jpn以上の重賞、海外パート1国の重賞)勝ちの産駒を輩出している馬(本馬自身の重賞勝ちは問わない)