本日12月17日午前0時35分頃、フォスターホースのオースミコスモが永眠いたしました。25歳でした。
コスモは16日の夜、自力で立てなくなりました。今までも起立できないことがあり、今回も介助を試みましたが大変厳しい状態でした。苦痛を長引かせないため、獣医師により十分な麻酔を投与し安らかに旅立たせていただきました。
オースミコスモは、2003年の関屋記念(G3)など重賞を3勝、繁殖に上がって9頭を出産し、「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」の対象馬として、3年前(2021年)にフォスターホースとなりました。
最近は下半身の神経異常により、普段から歩行の異常、起立困難、排尿異常などのトラブルや、クッシングなどの病を抱えながらも、毎日放牧地と馬房を行き来し、ほかの馬たちと一緒に草を食み、過ごしていました。
倒れる当日まで、大好きなエスワンスペクターら仲間たちと普段と変わらない日常を過ごすことができました。
今まで支えていただきました会員の皆様、献身的にお世話をいただいた牧場の皆様に、心より御礼申し上げます。
引退馬協会 事務局