いつもあたたかなご支援をありがとうございます。引退馬協会事務局です。
活躍馬キングハート、ラブカンプーの母・ラブハート(牝 6月4日で満22歳)を「ナイスネイチャ・メモリアルドネーション 2024」3頭目の対象馬として受け入れたことをお知らせいたします。ラブハートは2月1日付けでフォスターホースとなりました。
ラブハート
ラブハートは2003年生まれ。今年22歳になります。JRA栗東所属で2005年にデビュー、翌2006年に初勝利を挙げました。22戦4勝で競争生活を引退後に繁殖牝馬となり、2018年オーシャンS(G3)勝ち馬キングハート、2020年CBC賞(G3)勝ち馬ラブカンプーを輩出しています。
このたびの受け入れは、ラブハートが繁殖生活を引退するにあたり、コネクトファーム様のご紹介により実現しました。ラブハートは「メモリアルドネーション 2024」の条件(自身または産駒が重賞勝ち)を満たしています。
同馬の馬主であった奥山ファーム様の「活躍馬を輩出した功労馬として安定して繋養していきたい」というご希望もあり、そのまま牧場で管理していただけるということで、受け入れが決まりました。
ラブハートは引き続き、同牧場で元気に過ごしています。
フォスターペアレント(FP)会員の受け付け開始は2月10日(月)を予定しております。準備が整いましたら公式サイト、SNSでお知らせいたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2003年6月4日生まれ
牝馬 鹿毛
細川農場(北海道新冠町)生産
競走成績 22戦4勝
主な産駒 キングハート(父・オレハマッテルゼ/2018年オーシャンS[G3]1着)、ラブカンプー(父・ショウナンカンプ/2020年CBC賞[G3]1着)
繋養先 奥山ファーム(北海道日高町)
* * *
ナイスネイチャは2001年、引退馬協会の4頭目のフォスターホースとなりました。
半弟グラールストーン(フォスターホース第1号)亡き後、ナイスネイチャは引退馬協会の広報部長として多くの人に引退馬支援のことを伝え、たくさんの後輩たちの引退後の新たな生活をつなげました。
2023年5月30日、ナイスネイチャは35歳の馬生を静かに閉じましたが、引退馬協会ではその功績を讃え、ナイスネイチャが作った引退馬支援の輪をさらに大きく、広く、未来へつなげていきたいと考えています。
2024年は、誕生日の4月16日に合わせて「メモリアル」のドネーションを開催しました。たくさんの方から大きなご寄付を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。