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悲しいお知らせです。
本日7月3日10時29分、MTHケイムズにてフォスターホースのマンダララが永眠いたしました。28歳でした。
アイルランドで生まれ、繁殖牝馬として日本にやってきたマンダララは、繁殖生活引退後に「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」1頭目の受け入れ馬となりました。スウィングフィールド分場ではリードホースを務め、その後、MTHケイムズへ移動、同じくフォスターホースのノボキッスとともに放牧に出て、日々を過ごしておりました。
マンダララは胸に水が溜まる胸膜炎を患っており、本日早朝、その症状が悪化し獣医師の診察を受けました。立ち上がるものの再び倒れたりしながらも、餌を食べる強さを見せてくれました。しかし痙攣を繰り返し呼吸も荒くなってきたため、苦渋の判断ではありましたが、安楽死を選択いたしました。
十分な量の鎮静剤と麻酔剤で深い眠りについた後、最後の処置をいたしました。安らかな表情でマンダララは旅立ちました。
5月に入ってからは、体調不良のため見学も休止し、牧場の皆様に献身的にお世話をしていただいておりました。マンダララを今まで支えていただきました会員の皆様、医療他関係者の皆様、そしてMTHケイムズの皆様に、心より感謝申し上げます。
マンダララ号の冥福を祈ります。
引退馬協会 事務局