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在りし日のヴァイオレットラブ
(撮影:朝内大助)
悲しいお知らせです。
昨日7月20日10時16分、ホースフレンドファームにてフォスターホースのヴァイオレットラブが永眠いたしました。28歳でした。
ヴァイオレットラブは競走生活引退後、繁殖に入り、2007年ヴィクトリアマイルを制覇したG1馬コイウタ(父フジキセキ)、重賞戦線でも活躍したベールドインパクト(父ディープインパクト)を輩出しました。繁殖生活を引退した後、個人所有となりホースフレンドファームに預託されリードホースをしていましたが、「ナイスネイチャ・メモリアルドネーション 2024」の条件を満たしていることもあり、2025年2月よりフォスターホースとなりました。その後は同じ環境で、のんびりと余生を過ごしておりました。
7月19日、ヴァイオレットラブは外傷を負い、傷を縫合しました。その後、鎮静から覚醒し、疝痛の症状を発症いたしました。排尿、排便はあったものの強い痛みがあり、夜を乗り越えられるか心配な状況でした。20日、朝を迎え、あらためて獣医師の診察を受けるにあたり、落ち着かせるために鎮静剤を打ったときに倒れたため、すでにヴァイオレットラブも限界に来ていると判断、そのまま獣医師の処置により安らかに旅立たせていただきました。
ヴァイオレットラブを今まで支えていただきました会員の皆様、医療他関係者の皆様、そしてホースフレンドファームの皆様に、心より感謝申し上げます。
ヴァイオレットラブ号の冥福を祈ります。
引退馬協会 事務局