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5月31日(日)に開催された会員限定ふれあいイベント「フォスターホースと過ごす日」のようすをお伝えします。
●ワークショップ概要
講師/ホースセラピスト・藤本美芽先生(エクイエンス株式会社代表)
「馬とのコミュニケーションツール」(全2回)
「馬に移動してもらうときの伝え方」をテーマに、馬に触る際の注意点や馬の様子の見方、洗い場で馬に移動してもらう際のポイント、引き馬を行う際の注意点などについて、実践を交えながら学びました。
* * *
爽やかな晴天に恵まれた5月31日(日)、乗馬倶楽部イグレットにて第2回「フォスターホースと過ごす日」を開催しました。
ホースセラピスト・藤本美芽先生(エクイエンス株式会社代表)によるワークショップで馬とのふれあいを学ぼうと、19名の皆さまにご参加いただきました。


ポニー厩舎前に建築中のイグレットさんの新しい施設へ、引退馬協会本部事務所が入居予定です。そのエリアを含む広いワークスペースで、来年30周年を迎える引退馬協会の歩みを振り返るパネルや資料を展示し、ご来場の皆さまにご覧いただきました。
展示を通じて、引退馬協会の歴史やこれまでの活動に触れていただく機会となりました。

展示のようすは、『しらさぎだより』6月近況のご報告(2026.6.30)でご紹介しておりますので、ぜひあわせてご覧ください。
https://rha.or.jp/f/shirasagi/2026630.html
クラブハウスでは、引退馬協会オリジナルグッズのほか、倉橋燿子理事の著書『生きているだけでいい! 馬がおしえてくれたこと』(講談社 青い鳥文庫)や、引退馬協会やイグレットにゆかりのある馬たちのフォトカードを販売しました。

古くから引退馬協会を応援してくださっている会員様から今回初参加の会員様まで、多くの皆さまにお楽しみいただき、「懐かしい馬たちの顔を見ることができて嬉しかった」「会がここまで歩んできた歴史を知ることができてよかった」といったお声も寄せられました。

「過ごす日」開始にあたり、沼田代表が皆さまにご挨拶。続いて、北海道事務所の加藤専務理事がご挨拶を行いました。

加藤専務理事は、今回の展示開催にあわせて北海道から参加しました。

その後、ホースセラピスト・藤本美芽先生(エクイエンス株式会社代表)による本日のワークショップの説明があり、参加者の皆さまは耳を傾けておられました。
今回のワークショップでは、
・洗い場での馬の動かし方
・馬の引き出し方
・馬と歩く際の注意点
・馬に「伝える」ことの大切さ
などについて学んでいきます。
まずは馬に触れる前の準備として、二人一組になり、お互いの肩の骨を押し合いながら、身体のバランスの変化を体感します。
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自分では動くつもりがなくても、肩の骨の部分を軽く押されるだけで自然とバランスが崩れ、身体が動いてしまいます。
皆さまはその変化を体感しながら、馬を動かす際には力ではなく、身体の仕組みを理解することが大切であると学びました。
また、馬は好奇心旺盛である一方、とても警戒心の強い動物です。
馬に近づく際の注意点や、驚かせないための接し方についても教えていただきました。
馬の身体の仕組みや習性について理解を深めた後は、いよいよ洗い場へ移動し、実際に馬に触れながら動かし方を学びます。
モデルを務めてくれたのは、ノーブルマーズ(再就職支援プログラム第39期生)。


「まずは馬に自分の存在を認識してもらうため、声を掛けながら横から近づくこと」
「一度しっかり触れてから、肩のあたりを軽く叩くようにすること」


また、腰角や股関節の機能や仕組み、チューニングサインについて学びながら、馬とのコミュニケーションを通じて馬を動かす方法を丁寧に教えていただきました。

藤本先生の指導を受けながら、皆さま早速実践です。
「肩の部分を押すだけで体重が反対側へ移動しました。骨の位置を知っておくことで、馬は動きやすくなります」
という先生のお手本を参考に、皆さまは実際に馬に触れながら、その変化を体感。

一生懸命試行錯誤しながら、楽しく学ばれていました。


馬との接し方や動かし方について理解を深めた後は、続いて洗い場から馬場手前の広場へ場所を移し、いよいよリーディング(引き馬)体験です。
ふれあい担当のコアレスピューマとインカラム(再就職支援プログラム第40期生)がモデルとして登場!
体験の前に藤本先生から、馬との適切な距離の取り方や立ち位置について説明がありました。

「馬が動きたがらない場合でも、ただ引っ張るのではなく、人が先導しながら馬とのパーソナルスペースを意識することが大切」
リーディングを通して馬との信頼関係を築く方法を学びます。

いよいよ、ここまで学んだ馬とのコミュニケーションを活かしてリーディングに挑戦です!


最初は落ち着きがなかった馬たちも、上手に歩けたときにしっかり褒めてもらうことで、徐々にリラックスし機嫌よく歩いてくれるようになりました。


「もう1周したら感じがつかめそう!」
という声もあり、ご希望の方には2周目のリーディングも体験していただきました。皆さまは、藤本先生からの細やかなアドバイスを受けながら、最後まで熱心に取り組まれていました。
リーディングの後は、頑張ってくれた馬たちに待ちに待ったおやつタイムです!
今回も「ハーボール*」と「ニンジン」のダブルおやつです。
活躍した馬たちはもちろん、今回出番のなかった馬たちもおすそ分けをもらい、みんな嬉しそうにおやつを味わっていました。
馬たちも大満足の様子でした。
*Hilton Herbs ハーボール
糖蜜や人工甘味料を加えず、ヘルシーでナチュラルな素材のみを使用しているので、一生懸命運動した後のご褒美としてだけでなく、クッシング病や蹄葉炎に 悩まされている馬やポニーにも安心して与えることができます。



楽しかった時間はあっという間に過ぎていきました。
クラブハウスに戻り、藤本先生より「馬に対して指示を明確に伝えること」と「プレッシャー&リリース」の大切さについてお話しいただきました。
馬に必要な働きかけをした後は適切にプレッシャーを解放し、馬が考え行動できる余地をつくることが、馬との対話や信頼関係につながるとのこと。
馬とのコミュニケーションの大切さをあらためて学びました。
最後に沼田代表のご挨拶をもちまして、第2回「フォスターホースと過ごす日」は和やかな雰囲気の中で閉会となりました。

ご参加いただきました皆さま、お手伝いいただきました乗馬倶楽部イグレットの沼田曜さん、サポートの渕上真帆さん、そして頑張ってくれた馬たち、大変おつかれさまでした。あらためまして、皆さまに心より感謝申し上げます。
次回は秋の開催を予定しております。
開催日が決まり次第、会報やホームページにてお知らせいたしますので、楽しみにお待ちいただけますと幸いです。