フサイチバルドル(セン馬、5月15日で満23歳)は、新ひだか町の荒木牧場で変わりなく元気に過ごしています。
早朝はマイナス気温になることもありますが、日中は好天が続きプラス気温、放牧地も乾いてきました。ここで“恵みの雨”が降ると一気に新緑が進みます。
日が長くなったので、フサイチバルドルは早朝5時〜14時頃まで放牧されています。
撮影時、放牧地でゴロゴロと寝転んで汚れていたので、荒木さんにブラッシングしてもらいました。荒木さんのブラシの動きに合わせ、甘噛みを狙ってくるフサイチバルドルですが、引き手無しでのブラッシングを許しているということは、荒木さんとの信頼関係が築けているのでしょう。
荒木さんにブラッシングしてもらいました
[動画]フサイチバルドル 楽しいお手入れ
引き手無しでブラッシング
無口を軽く持つだけで
バルドルはおとなしくしています
ブラシをかけてもらい
前髪も決まっています
(たてがみはワイルドですが!)
「入厩当初に気になっていた左肩の歩様もほとんど気になりません。環境にも慣れてリラックスした毎日を送っています。
放牧地は左に2歳馬、右にエスケープハッチ、奥にロードクロノスという配置ですが、どちらかと言えばロードクロノス側に居ることが多いですね」と荒木さん。ロードクロノスとのツーショットを撮影しようと狙っていたのですが、人懐っこいフサイチバルドルは目が合うとこちらに寄って来てしまうのでシャッターチャンスを逃してしまいました。嬉しいような悲しいような…。
ツーショット撮影を狙いましたが…
[動画]フサイチバルドル 放牧地にてロードクロノス先輩と
3月26日には高知競馬場で第26回黒船賞(Jpn3)が行われました。
重賞3連勝中のサンライズホークが単勝1.6倍と断然の1番人気でしたがブービーの11着に大敗。昨年の覇者・シャマルの連覇となりましたが、2馬身差の2着に高知所属のヘルシャフトが入りました。
今から15年前の第11回黒船賞で、勝ち馬トーセンブライトの3着に健闘したのがフサイチバルドルでした。高知所属馬の大健闘にフサイチバルドルも興奮したことでしょう。
見学について
見学には予約が必要です。会員のみなさまは会報をご覧いただき、3日前までにご予約ください。
一般見学の方の申込みについては、競走馬のふるさと案内所でご確認をお願いします。
見学の際には、必ず最初に牧場の方に声をかけ、指示に従ってください。
フサイチバルドルの【FP会員】募集中です
地方重賞を勝ち、競走馬引退後は馬術競技でも長く活躍したフサイチバルドルは
「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」対象馬として
引退馬協会のフォスターホースとなりました。
フサイチバルドルの余生を支えてくださる
フォスターペアレント(FP)会員を募集しております。
みなさまのご支援をよろしくお願い申し上げます。
2024年3月29日現在
フサイチバルドル 会員数:2名 口数:1.5口 残口数:78.5口
どの馬を選んでいいかわからないという方は
「フォスターホースを特定しない」フォスターペアレント会員になっていただくと
フォスターホースを特定せずにご支援いただけます。
フォスターホース支援状況はこちらから→
フォスターホース支援状況* * *
「35歳のバースデードネーション」
ナイスネイチャの誕生日に合わせて、引退馬支援のご寄付を募る「ナイスネイチャ・バースデードネーション」を今年も行いました。
フサイチバルドルは、この対象馬第1号としてフォスターホースとなりました。
たくさんのあたたかなご支援をありがとうございました。