道内に11月下旬並みの寒気が流れ込み、10月20日には札幌で初雪を観測しました。道内の山岳地帯では積雪もありましたが、日高山脈はまだ雪化粧はしていないようです。
晩秋を迎えましたが、新ひだか町の荒木牧場で暮らすフォスターホースのフサイチバルドル(セン馬 23歳)は変わりなく元気に過ごしています。
荒木牧場さんでは夏も冬も「早めに出して、早めに入れる」というスタイルで放牧を行っています。
この時期の日の出は6時頃、夏至の時期に比べ2時間ほど遅くなっていますが、この時期も4時30時頃に放牧、14時頃に収牧しています。一日3回(朝4時、昼14時、夜19時)の飼い葉を与えていますが食欲も旺盛です。
荒木代表が迎えに来てくれました
よかったね!
平年より暖かい日が続いているので、フサイチバルドルたちは毛艶も良く、ボロの状態からも良好なコンディションが伺えます。
[動画]思い思いに過ごす功労馬たち
フサイチバルドル/ロードクロノス/エスケープハッチ
隣接する放牧地で過ごす3頭
現在、フサイチバルドルの左側の放牧地には休養中の2歳馬が放牧されていますが、奥の放牧地のロードクロノス(セン馬 29歳)と通路を挟んで顔を合わせていることが多いようです。9月のシルバーウィークや10月の三連休には何組かの見学の皆さまが来場されました。
バルドル(手前)とロードクロノス
イシノサンデー(31歳没)、ゼンノエルシド(27歳没)、ヴァーミリアン(22歳没)、マグナーテン(28歳没)など夏を過ぎてからも多くの名馬が亡くなり、高齢のロードクロノスに会いに来た見学者が多かったようです。フサイチバルドルはロードクロノス目当ての見学者さまにも人懐っこくつきまとって愛想を振りまいていたようです。
例年、新ひだか町では11月下旬から12月上旬に初雪が観測されています。そろそろ馬服の準備もしなければいけませんね。
フサイチバルドルがFHとなった経緯
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