2024年6月21日｜霧島だより

霧島だより2024.06.21 霧島だより

鹿児島のホーストラストさんより5月の報告が届きましたので、被災馬たちの近況報告をお届けいたします。

5月になり、チトセの放牧地も青草がより一層伸びてきました。暑いと感じる日も出てきましたが、チトセは青草をたくさん食べて元気にのんびりと過ごしてくれています！

乾草を食むハーモニィチトセチャン（左）

今月もお友達のモーメントやアリュールと仲良くしています！

朝飼いの時にはアリュールと一緒に繋ぎ場に来て、2頭でちょっかいを出し合いながら餌がもらえるのを待っています。
餌を食べ終わった後は、3頭で一緒に水を飲んでから青草を食べに向かっています！

日中はモーメントとずーーっと青草を食んでいるチトセ。撒き餌の時にはモーメントと一緒に「ご飯だ！いそげー！」と走って来て、仲良く餌を食べていましたよ。

今月は雨の降る日が少なかったため、放牧できる日が多かったです。

コッチャンが放牧されているパドックには馬房が隣接されていて、普段は誰も入っていないのですが、最近はさくらんぼというポニーが療養で入っています。

コッチャンはさくらんぼが気になるようで、馬房の中を覗きこみ、さくらんぼを眺めています。目が合うとスイッチが入ったかのように耳を伏せて威嚇します。さくらんぼも気が強いので負けじと耳を伏せて応戦しています。お互いバチバチやりあっていますが、本気ではないためじゃれ合っているようです。

コッチャンもさくらんぼも馬房でいる時間が長いため、近い距離に遊び相手がいて楽しいのかもしれません。

5月は夏のように暑い日もありました。フラは暑い日も体調を崩さず、元気に過ごしています。

毎日朝飼いの時間には、仲良しのお友達の政宗と繋ぎ場にやってきます。ただ、朝一はお腹が空いて気が立っているのか、政宗の立ち位置がフラに近すぎると怒って追い払おうとします。餌の時間の後には怒りも落ち着いて、また仲良く並んで青草を食べに行っていました。

夕方の餌の時には「早くご飯ちょうだい！」と首を左右にブンブン振り回して催促されることもあります。
普段は優しく大人しいフラの新たな一面を見ることができました。

見学を希望される方は、会報に掲載している連絡先へ直接ご連絡いただき相談してください。
ご見学の際は、ソーシャルディスタンスを保ち、少ない人数でのご訪問、スタッフの方と接する際はマスク着用をお願いいたします。状況に寄って見学休止になる場合がありますので、必ず事前にご連絡、ご確認をお願いします。

2024/6/21 現在 117名　88.5口

預託料のバランスや、今後増えるかもしれない被災馬フォスターホースを考慮して
一頭ずつのフォスターペアレントの募集ではなく、

ハーモニィチトセチャン、コッチャン、ハーモニィフラ、おにくん、コテツの5頭まとめての募集となります。

オンラインからのお申込みや
変更依頼フォームでのお申込みが可能です。
たくさんの方に被災馬FHを支えていただけましたら幸いです。

被災馬FP会員：　0.5口（月2,000円）～

引退馬協会の新規会員になる方、賛同会員からFP会員になる方は
別途、引退馬協会の会費として月額1,000円かかります。