2月のご報告

鹿児島のホーストラストさんより2月の報告が届きましたので、被災馬たちの近況報告をお届けいたします。

ハーモニィチトセチャン

2月上旬は雪の日が続き、放牧地は一面真っ白になりました。
チトセは雪や気温に負けることもなく、毎日よく食べて元気に過ごしてくれています。

下旬ごろには気温の低さも落ち着き、朝晩も氷点下にならなくなりました。雪が溶けると、馬たちは放牧地でゴロゴロするようになり、チトセも泥んこになっていました。

今月も、リッカモーメントとぴったり寄り添って過ごしていました。
朝のえさの時間も2頭で繋ぎ場に来て、自分の所に入ってえさを待ってくれています。夕方のえさの時間には、顔をくっつけるほど寄り添って、2頭でえさを頬張っていました。

ハーモニィチトセチャン（左）とリッカモーメント（右）

「あっち行こー！」とほかの撒き餌場所に走り出すモーメントに「待って待ってー！！」と追いかけるチトセ。今月もモーメントが大好きな様子が見られました。

仲良く寄り添うチトセ(左)とモーメント（右）

コッチャン

2月は放牧地に雪が積もり、厳しい寒さになりました。

2月17日に18歳の誕生日を迎えました。
コッチャンは厳しい寒さになっても体調を崩すことなく、元気に過ごしてくれています。

今月も、馬房にいる馬の所へ積極的にコミュニケーションを取りに行っていました。特に、フランドル・ボスというセン馬の事が気になるようで、放牧されると必ずボスの馬房前に行っていました。乾草が配られる前までずっとボスの近くにいるので、気になって仕方がないのかもしれません。

来月からは徐々に気温も高くなってくるので、さらに活発に行動するのではないかと思います。

ハーモニィフラ

寒波の影響で、例年よりもとても厳しい寒さがやってきた2月です。雪が積もったりもしましたが、フラは「寒さなんてへっちゃら」と言わんばかりに元気いっぱいで過ごしてくれています！

今月も政宗と仲良くしています。雪が積もって寒い日には2頭で並んで寒さをしのぎ、日中暖かい日にはウトウトと2頭並んで日向ぼっこを楽しんでいました。

そんなフラですが、政宗以外の子とも仲良くしています！それに対して政宗が嫉妬してよく怒っているのもフラは慣れているのか「はいはい、わかったよ～」と仲良くしている子から離れ、政宗のそばに行っていました。政宗のことを優先して考えてくれるフラはとても大人だな～と感心させられています。