みどりのまきばさんから、コテツの5月の近況が届きましたのでご報告いたします。
近況報告
天候は晴れの日が多く、暑い日もありましたが湿度は低く、5月らしいさわやかで過ごしやすい日が多かったと思います。
コテツ君、元気です。
虫の出る季節となったので、虫除け剤をスプレーし、目のまわりには液を塗って放牧に出しています。コテツ君は顔に塗られるのを嫌がります。しかし塗ると虫のたかる数も少ない感じがしますので、嫌がるコテツ君の頭をがっちり押さえて塗ってあげています。
刈ってもらった青草がおいしそう!
5月の数週間は朝に刈り取った牧草を、馬屋から一番遠くの放牧地に置いておきます。馬房から出るとコテツ君たちはみなその放牧地をめがけ駆けていきます。いつもは馬房からみな同時に出しますが、この日は手入れの終わったコテツ君と愛*を、先に出していました。
*再就職支援プログラム卒業生プリンセスアイズ(第7期生)
しばらくするとコテツ君はえらい勢いで馬屋に戻ってきました。口に青草をくわえたままです。いつもそばにいる梅が放牧地に来ていないことに気づいて、慌てて馬屋を見に来たようです。
私は梅の手入れもそこそこで終わらせ馬房から出すと、ふたり仲良く走って行きました。梅を迎えにきたコテツ君のこんな様子を見て私は胸があつくなりました。
こんな感じで帰ってきたのかな?
コテツ君はやさしいんです。
またこんなことも。
午後のゴハンの時間になると放牧地から馬屋に戻って来てそれぞれ馬房に入ります。ある日キュアンヌさんが青草に夢中で、放牧地から帰ってきていませんでした。コテツ君はキュアンヌさんが隣の馬房にいないのに気づき、窓の外を見たりして何度も嘶き、キュアンヌさんが帰ってくるまでコテツ君は落ち着きませんでした。
コテツ君はこんなふうに仲間思いです。ボスだからだけではなくコテツ君の馬柄(人柄)です。
反して牝馬たちは···。
コテツ君が馬房で寝ていて、外に出遅れた時がありました。起きたら牝馬たちがいません。コテツ君、嘶いて放牧地を見渡していました。牝馬はだれひとりコテツ君を迎えにくることはありません。青草を食べるのに夢中でした。(おい!梅ちゃん) コテツ君と違って牝馬たちは現金です。
青草の伸びるこの季節、コテツ君の馬柄(人柄)を垣間見られた5月でした。
たくさん褒められちゃったね、コテツ!
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