厩舎みちくささんから近況報告と画像が届きましたので、北海道事務所の大柄がお届けします。
この冬は例年になく気温が下がる日が多く、また1ヶ月の中でも暖かい日と寒い日がココロコロ変わるので馬着の着せ替えも通常の朝晩以外に、その週使うものを前もって準備したり、何日か使ってなかった服は使う前に一度洗濯も終わらせるので例年以上に洗濯機もフル稼働です。
おにくんは相変わらず元気一杯です。一度何かに反応して発疹が出た時があり、椎名先生によるとカビなどに反応した時に出る症状とのことで、抗真菌剤を処方してもらいました。お蔭様で数日で良くなりました。
またこの冬は高齢馬の馬達の夜のご飯(長い草が沢山食べれないのでふやかしたチモシーペレットをあげています)を2回に分けているので深夜0時位に最後の夜の作業があります。19時の作業で温かかった水桶のお湯もこの時間にはスッカリ冷たくなり、冷える日は既に凍っているのでお湯に取り替えます。
お湯好きなおにくんは毎日、お湯が貰えるのが楽しみのようで、お湯が溜まるまでの間ボロ取りや他の作業をしながら順番に配給するのですが、作業が始まった時点で既に自分のお湯を置いてもらえる場所におでこと2頭で移動し待機しています。
一度お湯が熱かったので冷めるまでの時間置いていたら、待たされるのに不満なおにくんは私が作業で移動する先々に着いてきてこれ聞こえよがしに大きなため息をつくので、次の日は待たせないように少しお水を足して迅速に配給しました。
ところが、お湯にパシャっと鼻を付けたおにくんとおでこは「えっ・・・何これ!?」と言うリアクションでザワザワして交互に私の顔をキョロキョロ見て飲みません。“熱かったのかな?“と思い手を入れてみると、違います。ぬるかったのです。「温度不足ですか・・・・。」水桶のぬるま湯を少し捨て、熱いお湯を足すと、「これこれ!」と日本茶を飲むように美味しそうにお湯を飲んでいたおにくんとおでこでした。訪問・見学をご希望の方は、必ず事前予約をし、マスクの着用の上、ソーシャルディスタンスにご配慮ください。
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