厩舎みちくささんから、おにくんの3月の報告が届きました
おにくんを繋養している厩舎みちくささんから近況報告と画像が届きましたので、3月の近況としてお伝えいたします。
おにくんは今月も元気一杯です。暖かくなり、馬着無しで過ごす日が多くなってきました。
↑皆で仲良く過ごしています
↓牧草地の放牧場に出発する前、ザイルくん(左)と遊んでいます
少しずつ放牧用の牧草地も緑になってきたので毎朝、放牧場に向かう時間を楽しみにしています。
↑馬達の収穫用の牧草もしっかり育って来ました(左側)
↓おにくん(左)とザイルくん(右)
この3月で東日本大震災から12年が経ちました。当時、酷い疝痛持ちで病弱だったおにくん、他の馬との関わりはとにかく避けるタイプで、今の健康優良児でフレンドリーなおにくんとは真逆のタイプでした。
↑遊んでいるラブちゃん(左)を背後から見ているおにくん
↓雨上がりで、泥んこです(真ん中がおにくん)
現在みちくさで過ごす被災馬では、おにくんと、牧場の扶養家族のマロンとおでこの3頭です。この3頭は福島第一原発から20kmが警戒区域になってから、南相馬市馬事公苑に避難したチームです。預託馬のティアラとテンは、警戒区域になる前に、鹿島区にある財団法人相馬ポニー牧場さんに避難させてもらったチームです。
↑左から、被災馬のおにくん、おでこ、マロンと、
再就職支援プログラム受講中のラブちゃん
↓大好きな青草を食べるテンとティアラ
テンちゃんは3月についに33歳になり、ティアラは6月で30歳になります。被災馬支援の現地スタッフとして、南相馬に派遣されてから12年あっという間でした。今日も皆が生き生きと元気よく幸せに過ごしていてくれることが本当に嬉しいです。まだまだ頑張って働かないと思う今日この頃です。
↑雨で休馬の日も何日かありました
↓30歳の誕生日を迎えたディアの1頭一箱食いが羨ましいでこちゃん。
「でこちゃんも30歳になったら一箱あげるね」と言い聞かせています(笑)
(お裾分けは貰っています)
見学について
1)見学・訪問は引退馬協会に会員登録のある方のみとなります。
2)厩舎みちくさへ会員種別とID番号を伝えて予約してください。
限られたスタッフで多岐にわたり業務をこなしている為、ご希望の日にちで予約をお取りするには、かなり前もってのご予約お願いします。
訪問時間は季節により決まっています。
また、変更があるときは早めにご連絡ください。
一般会員、FP会員の方はおにくんのお手入れ体験が可能です。ご希望の方はご予約時にお申し付け下さい。
3)当日は必ずID証をお持ちください。
賛同会員様にはID証をお送りしていませんので受付時にお伝えください。
4)おやつ等を与えられるのはおにくんのみになります、他の馬とのトラブル防止の為スタッフの付き添いの元で必ずあげて下さい。
他の馬は年齢等により食べるものの大きさやおやつの種類も決まっている為、こちらでお預かりして飼い付けの時にあげる形になります。
おにくんや他の馬達も糖質はなるべく控えている為、人参やりんご、バナナよりも「キュウリ」ヒルトンハーブの馬用おやつの「ハーボール」だとありがたいです。
※新型コロナウイルス感染が落ち着いてきていますが、ご訪問の際は引き続き、以下のことをお願いいたします。
1)なるべく少人数でご来場ください。
2)ソーシャルディスタンスを保ち、マスクの着用もお願いいたします。
3)発熱や風邪のような症状のある方は訪問をご遠慮ください。
みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。
東日本大震災を乗り越えた被災馬おにくんを支えて下さる"被災馬FP会員"を募集しています。
預託料のバランスや、今後増えるかもしれない被災馬フォスターホースを考慮して
一頭ずつのフォスターペアレントの募集ではなく、
ハーモニィチトセチャン、コッチャン、おにくん、ハーモニィフラ、コテツの5頭まとめての募集となります。
たくさんの方に5頭を支えていただければ幸いです。
引退馬協会の新規会員になる方、賛同会員からFP会員になる方は
別途引退馬協会の会費が1000円(月)かかります。