厩舎みちくささんから、おにくんの1月の報告が届きました
おにくんを繋養している厩舎みちくささんから、1月の近況報告と画像が届きましたので、お伝えいたします。
寒い日もありますが、馬着がいらないほど暖かい日もあります。今季初、うっすら雪が積もった日もありました。
※『すず』ですが、後肢の靭帯が切れてしまい整形外科でTPLO(※)の手術を受けました。(※「脛骨高平部水平骨切り術」と呼ばれる、前十字靭帯断裂の際に実施される、膝関節の安定を目的とした手術) 術後は順調かと思いきや、感染を起こしてしまい年末年始も通院していました。
見学希望の皆様には訪問予約の日を後半に調整して頂き、大変ご迷惑おかけいたしました。ご協力ありがとうございます。おかげさまで先日の診察でやっと先生よりOKを頂き、まだ投薬は続きますが、次回は一ヶ月後に診察となり、通院も何とか一段落しました。
こう見えて、ちゃんと山側もパトロールし、
野生動物を追い払って馬達の為に働いています
おにくん
おにくんは本当に安定しています。
毎日元気一杯、『良く食べ、良く遊び、良く寝て』健康優良児です。
今月は、上記で触れました犬の『すず』や家族の通院等で人手が少ない日もあり、厩舎側の放牧が多くなりました。ちょっと退屈そうなおにくんです。そんな日はいつも、お年寄りのポニーのテンとティアラの部屋にある特別なご飯を外から羨ましそうにのぞいています。
風向きと逆に立つおにくん
馬着が風にあおられ、
何回もカメレオン状態に
「ティアラ…すごい良さそうな青草もらってるじゃん!」と、
おにくん(左)とザイルくん(右)
「落ち着かないわー」と、ティーちゃん(手前)
とある日のおにくん。
設置されたテンとティアラ2頭のヘイネットと、ティーちゃんの青草をとても真剣に見つめています。
おに「噛みだしちゃうなら俺が食べてあげるのに」
おにくんも30歳過ぎたらね!
別のとある日
写真を撮ろうとすると、ザイルくんが接近
追い払うおにくん
見学について(2024年1月より)
1)厩舎みちくささんの見学は、下記の対象者の方のみとなります。お申し込みの際はお気を付けください。
【ご見学対象者】
・被災馬FP会員と家族会員
・ヴァーゲンザイルFP会員と家族会員
※そのほかの馬のFP会員、一般会員、賛同会員は、見学の受付は当面お休みとなります。引退馬協会会員登録のない一般の方の見学は不可となります。
2)厩舎みちくささんへ会員種別とID番号を伝えて予約をしてください。
限られたスタッフで多岐にわたり業務をこなしている為、ご希望の日にちで予約をお取りするには、かなり前もってのご予約お願いします。
訪問時間は季節により決まっています。
また、変更があるときは早めにご連絡ください。
FP会員の方はおにくんのお手入れ体験が可能です。ご希望の方はご予約時にお申し付け下さい。
3)当日は必ずID証をお持ちください。
4)おやつ等を与えられるのはおにくんのみになります。他の馬とのトラブル防止の為、スタッフの付き添いの元で必ずあげて下さい。
他の馬は年齢等により食べるものの大きさやおやつの種類も決まっている為、こちらでお預かりして飼い付けの時にあげる形になります。
おにくんや他の馬達も糖質はなるべく控えている為、人参やりんご・バナナよりも「キュウリ」、ヒルトンハーブの馬用おやつの「ハーボール」だとありがたいです。
※ご訪問の際は、引き続き以下のご協力をいただければ幸いです。
1)なるべく少人数でご来場ください。
2)ご訪問時、スタッフの方々と接する際はマスクの着用をお願いいたします。
3)発熱や風邪のような症状のある方は訪問をご遠慮ください。
みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。
東日本大震災を乗り越えた被災馬おにくんを支えて下さる"被災馬FP会員"を募集しています。
預託料のバランスや、今後増えるかもしれない被災馬フォスターホースを考慮して
一頭ずつのフォスターペアレントの募集ではなく、
ハーモニィチトセチャン、コッチャン、ハーモニィフラ、おにくん、コテツの5頭まとめての募集となります。
たくさんの方に被災馬FHを支えていただけましたら幸いです。
引退馬協会の新規会員になる方、賛同会員からFP会員になる方は
別途引退馬協会の会費が月額1,000円かかります。