ソリストサンダー
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※馬インフルエンザの感染防止対策として「1.手指や靴裏の消毒を励行」「2.厩舎や放牧地には入らない」「3.馬と距離をとっての撮影」に留意しながら取材を行っています。
「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」19頭目の適用馬として、2月よりフォスターホースに仲間入りしたソリストサンダー(10歳)は、新冠町のコネクトファームで左前肢の軽靭帯炎の治療を行いながらのんびりと過ごしています。
建設中の日高自動車道
コネクトファームは厩舎裏にソメイヨシノ、放牧地に続く坂道にエゾヤマサクラが植えられていて、今月は桜の開花に合わせて訪問させていただきました。山間(やまあい)にある牧場なので桜の名所として有名な新ひだか町の二十軒道路桜並木より1週間ほど開花が遅いようです。
厩舎裏にはソメイヨシノ
ソリストサンダーがこちらに移動して3ヵ月が経ちましたが、5月2日に満10歳の誕生日を迎えました。FP会員さんからは生牧草のプレゼントも届いたそうです(ありがとうございます)。当日の様子はコネクトファームの公式XとInstagramで紹介しています。
2月15日にPRP療法(筋組織の再生医療)を行い経過観察中でしたが、4月6日にエコー検査を行いました。検査の結果は良好で、4月中旬からは放牧時間を延長して朝6時~15時頃まで放牧しています。5月中に最終の検査を行い完治の判断になりそうです。
「放牧時間が延長になった当初はソワソワしていましたが、この時期は美味しい青草が生えているのですぐに慣れました。14時を過ぎた頃に飼い葉を作りますが、厩舎で飼い葉桶をガチャガチャしている音に気がつくと帰りたそうにしていることもあります」とコネクトファームの鈴木貴子さんは話してくれました。
脚元も良化して放牧時間も長くなりました
今月は桜の開花に合わせての訪問になったので、ソメイヨシノの下で記念撮影した後、エゾヤマサクラの横を通って放牧するところを動画撮影させていただきました。先月の動画と同じアングルになりますので、せひ比較してご視聴ください。
[動画]桜を見ながら放牧 エゾヤマザクラの横を通って放牧地へ向かうソリストサンダー
女子チームが鼻を鳴らしてお出迎え
隣の放牧地には牝馬3頭(再就職支援プログラム受講生2頭、黒鹿毛のラブアダブダブ、栗毛のトピアリストと、匿名の鹿毛ちゃん)が放牧されていますが、3頭は牧柵沿いに張り付いてソリストサンダーを待っています(アイドルの出待ち?)。相変わらずモテモテです。
[動画]カメラマン背後の女子チーム3頭を前にビシッと立ち姿を決める?ソリストサンダー
ポーズを決めた後はモグモグタイム
ソリストサンダーは、仮預託先であるコネクトファームから、いずれ移動となります。
「ソリストサンダーは人に対しては人懐っこいかまってちゃんで、女(牝馬)・子供(仔馬)には優しい性格。残り短い間ですが、良いコンディションで送り出せるよう努めます」と話していました。
※ラブアダブダブ、トピアリストほか再就職支援プログラム関連の情報はこちら
再就職支援プログラム https://rha.or.jp/project/followup.html
再就職支援ブログ https://rha.or.jp/followup/blog/index.html
コネクトファームさんからの発信はこちら
コネクトファーム 公式サイト https://connectfarm.jimdofree.com/
Instagram @connect_farm2024
X(旧Twitter) @far84807
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2025年5月14日現在
ソリストサンダー 会員数:3名 口数:1.5口
ソリストサンダー フォスターホースになった経緯(プロフィール)
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