※2022年3月18日に引退馬協会のHPの「お知らせ」に掲載した記事の転載です。
悲しいお知らせです。
本日3月18日9時57分、フォスターホースのハリマブライトが、預託先の乗馬俱楽部イグレットにて永眠しました。享年26歳(満年齢)でした。
今朝いつもどおり7時頃に放牧に出したのですが、8時過ぎに一緒に放牧していたジェニーやポニー達が誰かを取り囲んでいる様子だったので見に行ったところ、ハリマが倒れて動けない状態でいました。
倒れていた時の姿勢から左前脚のどこかを痛めたようで自力で立てない状況だったものの一旦は何とか立ち上がり、厩舎へ帰ろうとしていました。その間、脚への負重ができない為に沼田代表はじめイグレットのスタッフの方々が扶助して歩かせましたが、途中で倒れてしまいました。
骨折して倒れたのか、倒れた時に骨折したのかは不明です。
発見してすぐに獣医さんに急ぎいらしていただけるよう連絡して診ていただいたところ、左前上腕骨骨折と診断されました。
このままでは痛みが酷くなるばかりであり、長引かせるのは苦痛を長引かせるだけとの所見でしたので、苦渋の判断ではありましたが、少しでも早く苦痛から解放してあげたいと考え、獣医さんの指示に従って安楽死の処置を取っていただくことになりました。
競走馬を引退した後3歳でフォスターホースとなってからこれまでの間、皆さまのあたたかなお気持ちに支えられて穏やかな日々を送っていたハリマブライトの突然の訃報をお伝えすることは大変心苦しいのですが、これまでご支援いただきましたことに心より御礼申し上げます。
ハリマちゃん、安らかに…
(撮影:朝内大助氏)
亡くなったのが放牧地でしたので遺体を馬房まで移動させることができないのですが、これから大雨になることを考慮し、ハリマが濡れないように配慮してその場に祭壇をしつらえております。
お別れをご希望の方は明日(土)と明後日(日)の2日間、ご弔問が可能です。
なお、大変申し訳ありませんが、お越しいただく際には送迎に対応することができませんことをご了承ください。
また、土日のお問い合わせにつきましては、引退馬協会本部(0478-59-0008)までお願いいたします。
出られない場合は沼田代表の携帯に転送されますが、留守番電話になっている場合はメッセージを残していただけますよう、お願いいたします。
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