いつもあたたかなご支援をいただき、ありがとうございます。
認定NPO法人引退馬協会事務局です。
7月27日、モアザンベストが、繁殖として繋養されていた北海道日高町のスウィングフィールド牧場から、終の棲家となる北海道浦河町の渡辺牧場へ移動となりました。
モアザンベストは健康診断で副鼻腔炎の持病があることがわかりました。ズーズー音がするなどの症状や、白い鼻水があり、当初から北海道での預託を考えていました。現段階では血腫や膿瘍は確認されておらず、特に治療の必要はないとのことですが、篩骨血腫を患っていたエイシンルーデンスの管理の実績から渡辺牧場に管理をお願いしました。
スウィングフィールド牧場を旅立つときには仲間達に別れを告げるかのように大きくいななきました。
一方、渡辺牧場に到着したときは大変落ち着いて静かにしていましたが、カメラで撮影しようとするとくるっとお尻を向け、反対側に行くとまた方向を替えていました。これがモアザンベスト流の不安の表れだったのかもしれません。しばらくすると乾草を食べたり、水を飲んだりし始めたので、少しそばを離れることにしました。
モアザンベスト受け入れの経緯(←クリック!)
どの馬を選んでいいかわからないという方は、「フォスターホースを特定しない」フォスターペアレント会員になっていただくとフォスターホースを特定せず、すべての馬に対してご支援いただけます。
ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションでは、自身がジャパン・スタッド・ブックインターナショナルの助成金対象馬であることまたは海外の重賞勝ち馬であること、または自身がそれに該当しない場合でも、該当する産駒を輩出している繁殖馬(牡馬・牝馬)を受け入れています。受け入れた馬は、引退馬協会のフォスターホースとして、終生大切に繋養いたします。
現在、発表前の内定馬一頭のほか7頭の受け入れが可能です。
受入の相談は引退馬協会の北海道事務所にお電話(TEL 0123-76-7333)またはお問い合わせフォームからご連絡ください。