いつもあたたかなご支援をいただき、ありがとうございます。
認定NPO法人引退馬協会 事務局です。
12月19日をもちまして、引退種牡馬のメイショウボーラー号をフォスターホースとして受け入れたことをご報告いたします。
メイショウボーラーは本年まで種牡馬生活を続けておりましたが、このたび引退が決まりました。イーストスタッド様のお声かけにより今回の受け入れが実現いたしましたが、今年8月に亡くなったフォスターホースのタイキシャトルの代表産駒の一頭でもあり、ご縁を感じずにはいられません。
メイショウボーラーは2001年生まれの21歳。新馬戦から4連勝し(重賞勝ちは小倉2歳S、デイリー杯2歳S)、世代トップに名乗りをあげました。2〜3歳時は朝日杯フューチュリティS 2着、皐月賞3着、NHKマイルC 3着とG1戦線で惜しいレースが続きましたが、4歳になりダートに挑み、G3・ガーネットS、G3・根岸Sと重賞レースを連覇。不良馬場となったG1・フェブラリーSも制しました。全成績は28戦7勝、2着5回、3着3回。4歳以降はダートが中心でしたが、5歳秋のG1・スプリンターズS 2着など、芝でも好成績をおさめています。
また種牡馬としても優秀で、ニシケンモノノフ(2017 Jpn1・JBCスプリント 1着)、エキマエ(2014 Jpn2 兵庫ChS 1着)、ラインミーティア(2017 G3・アイビスサマーダッシュ 1着)など、産駒に活躍馬が多数おります。
本日12月19日午前11時頃、ひだか・ホース・フレンズに無事到着したとの連絡がありました。移動後も落ち着いており、元気にしています。
競走馬、種牡馬と長く活躍してきたメイショウボーラーの余生は始まったばかりです。ご支援をよろしくお願い申し上げます。
メイショウボーラー[プロフィール]
https://www.jbis.or.jp/horse/0000727032/
ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションで受け入れた馬たちの費用は、当初のお約束の通り「ドネーションの特別会計」から「引退馬協会の一般会計」からの支出に順次移行しております。現在、33歳に寄せられた資金は、今年に入って受け入れたダノンシャーク以降の馬たちの経費に充当しています。
ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションでは、自身がジャパン・スタッド・ブックインターナショナルの助成金対象馬であることまたは海外の重賞勝ち馬であること、または自身がそれに該当しない場合でも、該当する産駒を輩出している繁殖馬(牡馬・牝馬)を受け入れています。受け入れた馬は、引退馬協会のフォスターホースとして、終生大切に繋養いたします。
受入の相談は引退馬協会の北海道事務所にお電話(TEL 0123-76-7333)またはお問い合わせフォームからご連絡ください。