情報を探す
このイベントは、ナイスネイチャ(1988.4.16 - 2023.5.30)の誕生日に合わせて「誕生日プレゼントを贈るかわりに、寄付をしよう!」と、みなさまにご寄付を募るキャンペーンです。毎年この時期に「バースデードネーション(BD)」、ナイスネイチャの没後に開催した昨年は「メモリアルドネーション(MD)」として開催、いままでにみなさんからたくさんのご寄付をいただいて、引退馬の仲間たちの馬生をつないできました。
※ご寄付はその年ごとのテーマ(目標)実現に使わせていただいてきました。本年もテーマに添った引退馬支援のために、大切に使わせていただきます。
こんにちは。メイショウドトウです。
今年も4月16日がやって来た。そう、この日はナイスネイチャ先輩の誕生日だよ。
先輩は2023年5月30日に35歳で亡くなって、昨年(2024年)からこの日は「メモリアル」の日になった。
この前、ナイスネイチャ先輩が夢に出てきて、
「メモリアルドネーションは僕を偲んでくれるイベントだから、こちらの世界で見守るよ。あとはみんなに頼んだよ!」って言われたんだ。
今年は僕が「ナイスネイチャ・メモリアルドネーション2025(NNMD2025)」のナビゲーターを務めさせてもらうね。
みなさん、よろしくお願いします!
(ディープスカイ)
すみませーん。ナイスネイチャ先輩のドネーションといえば、僕も僕も!
「33歳のドネーション」対象馬ですからね!
(メイショウボーラー)
4月16日は僕の誕生日♪ お祝いありがとう!
……あれっ、ここはNNMD?!
(ドトウ)
ボーラーもナイスネイチャ先輩のドネーションでフォスターホースとなった1頭だよね。
なんだか賑やかな展開になってきたけど、ま、いいか。みんな一緒に盛り上げよう!
(ディープスカイ&ボーラー)
誕生日のお祝いですからね! さっそく始めましょう!
ドトウ先輩、今年のテーマは?
(ドトウ)
今年のテーマは「再就職支援プログラム」だよ。
このテーマは、2022年に開催した「ナイスネイチャ・34歳のバースデードネーション(NNBD34)」と同じ。NNBD34でたくさんのご寄付が集まったおかげで、競走生活を引退した馬が次のキャリアに進むためにリトレーニングを受け、新しい馬生をスタートさせている。
ナイスネイチャ・34歳のバースデードネーション(Syncable)
https://syncable.biz/campaign/2506
再就職支援プログラムの受講生たちはトレーニングができる施設に預けられて、その馬にあったメニューでおもに乗馬となる再調教(リトレーニング)を受けるんだ。
(ディープスカイ)
たくさんの馬たちが新しいキャリアに向けて頑張っていますね。僕も応援しています!
再就職支援ブログ(RHA公式サイト)
https://rha.or.jp/followup/blog/index.html
(ボーラー)
リトレーニングを終えて、卒業していく馬も増えてきましたね。
(ドトウ)
卒業生は乗馬クラブや個人の家庭に移動して、新しい環境でそれぞれ次の馬生を送っているよ。
この再就職支援プログラムは、無冠の馬たちにとっては最後の砦ともなっているんだ。第二の馬生の選択肢としてこのプログラムに馬を入れたいと考える人はとっても多い。なぜかと言うと、引退馬協会では卒業した馬たちの見守りをしっかりやっているからなんだ。“推し馬”を次の馬生につなぐ心強い方法となっているんだよ。
(ディープスカイ&ボーラー)
“推し馬”への熱い想いを実現できるなんて、スゴい!
(ドトウ)
そのためにも、たくさんの方にNNMD2025へ参加していただいて、みんなの“推し”の生活を守っていきたいね。
ナイスネイチャ先輩からつなげる、つながる馬生をどんどん広げていきたいよね!
* * *
みんなありがとう! ここからは引退馬協会事務局が説明させていただきます。
ドトウたちがお知らせしましたとおり、「ナイスネイチャ・メモリアルドネーション 2025」を4月16日から5月15日までの1ヵ月間、開催いたします。今年のドネーションのテーマは「再就職支援プログラム Part2」です。有名無名を問わず、競走生活を引退して第二の馬生を歩もうとする馬たちのリトレーニングを行い、再就職を支援するためのご寄付を募らせていただきます。
再就職支援プログラムとは(RHA公式サイト)
https://rha.or.jp/project/followup.html
再就職支援プログラムは、引退馬協会が2011年から取り組んでいる基幹事業のひとつです。
このプログラムではこれまでに61頭の引退馬を受け入れ、乗馬としての初期馴致や再調教(リトレーニング)を経て38頭が卒業していきました。卒業生たちの第二の仕事は、おもに乗馬やコンパニオンです。馬の適性を考慮し、譲渡を希望する方とのマッチングを行い、適材適所に無償で譲渡しています。
※2025年3月現在、NNBD34により27頭がプログラムに参加(うち3頭死亡)、6頭が新しい環境へと旅立ち、3頭が譲渡を内定しています。14頭がリトレーニング中です。
プログラム卒業後も助成を行い、馬を見守ります
また、譲渡後も馬が長くパートナーとして活躍できるよう、健康診断のために専門家を派遣するなど継続的な見守りを行っています。JRAの奨励金を活用し、卒業後も医療費助成も行っています。
もしも新しい飼い主さんが馬を手放さなければなくなったときは、必ず引退馬協会に帰すという約束をして、譲渡しています。そのため、馬が行方不明になる心配はありません。だからこそ、多くの人が引退馬協会の再就職支援プログラムに馬を託そうとされるのです。
競走生活を引退する馬をこのプログラムに託したいという方は、馬主さんや調教師さんのほか、馬の行く末を気にかけていたファンの方々です。ファンの方が個人的に有償無償で馬主さんから譲り受けた馬を、再就職支援プログラムに託されるケースも少なくありません。
2022年に実施したNNBD34でいただいた寄附金総額はドネーションのページに記載されている金額54,127,293円に、継続寄付やその他の口座にいただいたご寄付11,676,357円を合わせ、合計65,803,650円となりました。そのご寄付を活用し、27頭が入厩(うち3頭死亡)、11頭が卒業(予定を含む)しました。
引退馬協会の年度初めとなる2024年6月の時点で新規の馬の受け入れを停止するという選択肢もありましたが、プログラム入厩を想定して馬を療養させている方もいることから、療養助成金を支払うことのできる本事業を継続することにいたしました。
2024年8月には、リトレーニングのための費用に不足が生じる状況になったため、卒業できない馬のために取りおいていたプール金をまずは取り崩し、事業を継続。その後は引退馬協会の一般会計のご寄付や助成金等により補填しています。
2024年12月末現在の支出は以下のとおりとなっています。
NNBD34 収支内訳
これからも多くの馬生をつなげるため、再就職支援プログラム事業を継続したいと考えております。
そのために必要な金額は…
NNMD2025へお寄せくださったご寄付はSyncableから引退馬協会へ送られ、クラウドファンディング手数料を差し引いた額が、再就職支援プログラムに参加する馬にかかるリトレーニング費用(馬の預託料や医療費など)とプログラム入厩前の医療費助成および療養奨励費として使用されます。
目標額は、プログラムに入ることを希望している馬のリトレーニング費用と、入厩前の医療費と療養奨励費として、1頭あたり225万円の10頭分2,250万円といたします。別途クラウドファンディング手数料約387万円が必要となります。
【目標金額3,200万円 内訳】 |
(1頭あたり)1年分の預託料 | 1,848,000円 | 調教料を含む | |||
(1頭あたり)馬医療費 | 50,000円 | 治療費・駆虫・予防接種等 | |||
(1頭あたり)装蹄代 | 132,000円 | 1回13,200円・年10回として | |||
(1頭あたり)補助飼料費 | 20,000円 | サプリメント等 | |||
(1頭あたり)馬消耗品費 | 50,000円 | 馬着・プロテクター等 | |||
(1頭あたり)療養・医療助成金 | 150,000円 | プログラム参加前の補助 | |||
※1頭あたり計2,250,000円×10頭分 22,500,000円 | |||||
プール金 | 5,630,000円 | ご寄付の17.6% | |||
クラウドファンディング手数料 | 3,870,000円 | ご寄付の12.1%(税込) |
みなさまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
●引退した馬のほぼすべてが体に痛みを抱えています
競走を引退する馬たちのほとんどが体に痛みを抱えています。多くの場合はリトレーニングの効率が悪い、歩様が悪いとの理由で切り捨てられてきました。本来なら、治療と療養さえすれば、もっともっとたくさんの馬に再就職の道があると考えています。
NNBD34同様、この現実をたくさんの人に知ってもらうために、今年のドネーションのテーマとして取り上げることにしました。
引退馬協会では、そうした馬たちが切り捨てられることなく、第二の馬生を歩んでいくためには、安心して治療・療養・リハビリができる環境が必要だと考えています。これまでも入厩前の治療について、10万円を上限に医療費助成を行ってきましたが(去勢代は別枠で助成)、さらにもう一歩、NNBD34に続いて今回も療養リハビリにも踏み込むことができたらと考えています。
引退後の治療は時として1年もしくはそれ以上、時間がかかる場合があります。療養は長引くと所有者の負担は大きなものとなり、休養させることそのものを無理だと判断し処分してしまうケースが少なくありません。
1ヵ月の療養は自費となりますが、プログラム入厩時に休養2ヵ月目からの療養助成金を支給します。助成金は、預託料の半額を上限に、月額5万円、最大50万円まで引退馬協会が助成いたします。
●プログラムに入厩した馬が再就職できない場合はどうなるの?
これまでにも、馬の治療をプログラム入厩後に行ったり、放牧で療養させたことがあります。持病や虚弱体質により、再就職支援プログラム受講生だったヴァーゲンザイル、トリップオブラブは、引退馬協会のフォスターホースとなりました。
また、NNBD34で再就職支援プログラム入りした、マイネルミシシッピとタッチペガサスは、性格的に乗馬の道を歩むよりも、のんびりとした生活をすることが望ましいと判断し、フォスターホースとして繋養することになりました。本年5月には鹿児島のNPO法人ホーストラストへ移動する予定です。いったん引き受けた馬に対しては、再就職が難しい場合は最後まで責任をもって繋養いたします。
* * *
これまでのドネーションについて
ナイスネイチャ・バースデードネーション / メモリアルドネーション
https://rha.or.jp/birthdaydonation/index.html
Syncableの新機能として、ご寄付の際に「領収書の発行を希望する」をご選択されました場合、「郵送」以外に「Syncableから送られるメールで受け取る」が追加されました。
領収書(寄附金受領証明書)をご希望の場合は、上記のどちらかをご選択ください。
「郵送」をご選択いただきました方へは、Syncableより当会へ入金後、順次お届けいたします。
「Syncableから送られるメールで受け取る」をご選択いただきました場合は、当会より領収書(寄附金受領証明書)のメール添付はございません。ご留意ください。
メールが届かない場合は、Syncableへお問い合わせいただけますようお願いいたします。
「郵送」をご選択いただきました場合は、お届けまで2~3ヵ月お時間をいただきますことをご了承ください。
※郵送料金の値上げに伴い、ご寄付金額が1,000円未満の場合には、「郵送」をご選択いただいた場合でも、誠に勝手ながらメールでの送付とさせていただきますこと、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
※海外への郵送は、対応しておりません。海外在住の方は、「郵送」をご選択いただきましても自動的にメールとさせていただきます。ご了承ください。
* * *