「北海道には残暑が無い」と言われていますが、今年の夏は湿度が高く、連日30℃を超える猛暑が続きました。海岸線沿いで過ごしやすい立地にある荒木牧場ですが、猛暑の日は早めに収牧するなど、暑さ対策をしながら馬のケアに努めています。
9月3日(日)には、旅行会社主催の種牡馬・功労馬見学ツアーご一行様が荒木牧場を訪ねられました。
バルドルの放牧地の近くにはブライアンズロマン(ブライアンズロマンの会)、エスケープハッチ(荒木牧場功労馬サポーターズ)、ロードクロノスと地方・中央の重賞勝ち馬が並んで余生を過ごしています。昨年まではコロナ対応で観光バスの座席を間引いての催行となっていましたが、今年は通常に戻り30名ほどが来場しました。
「長年乗馬として活躍したフサイチバルドルは、人馴れしていてニンジンをねだって寄って来る愛嬌があり、たくさんのツアー客を相手にしてもサービス満点で喜んでいただけたようです。このような機会をきっかけに引退競走馬の余生に興味を持っていただけたら」と荒木さんは話していました。
“便りがないのは元気な証拠”とは言いますが、フサイチバルドルは特筆すべき出来事もなく、平穏な毎日を過ごしています(それが一番の幸せですね)。
毎月のレポートでもネタ不足に苦労しているので、次回は装蹄師でもある荒木さんにご協力いただき、削蹄の様子でもご紹介できればと考えています。
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