フサイチバルドル
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現在、熊本県と十勝地方(帯広市・清水町)で馬インフルエンザの発生が確認されています。
今月はゴールデンウィーク中に牧場を訪れましたが、感染防止対策として「1.手指や靴裏の消毒を励行」「2.原則として厩舎や放牧地には入らない」「3.馬と距離をとっての撮影」に留意しながら取材を行っています。
荒木牧場の場合、土手の上(道路上)からの撮影になりました。撮影アングルが限られていることをご了承ください。
毛づやも良く元気に過ごしています
新ひだか町の荒木牧場で余生を送るフサイチバルドル。取材はゴールデンウィーク中に行いましたが、本日5月15日に24歳の誕生日を迎えました。
荒木牧場に移動したのが2023年5月15日(22歳の誕生日)でしたから、移動から丸2年が経ちました。この2年間、引退馬協会の会員様、乗馬時代のパートナー様や、牧場見学ツアーのお客様など多くの方が会いに来てくれました。
年齢は2つ重ねましたが、入厩当初心配されていた左肩の状態も良く元気に過ごしています。引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
エゾヤマザクラが咲く山々とバルドル
山に自生するエゾヤマザクラ
4月も後半になり、荒木牧場の周辺にも春らしい景色が広がっています。
放牧地は緑の新芽に覆われ、背景の山々ではエゾヤマザクラが満開を迎えています。フサイチバルドルの隣にいた黒鹿毛君は休養を終えて競馬場に戻ったので、現在は黒鹿毛君のいた放牧地で過ごしています。
背景の山々も緑に
春らしい景色に包まれる荒木牧場
ドロドロだった地面も乾きましたが、相変わらずゴロゴロ(砂浴び)好きは変わらないようです。背中や脾腹の冬毛はまだ抜けきっていませんが、臀部の冬毛はほとんど抜けて、健康の証と言われる「銭形紋」(栄養斑点)が浮かび上がり体調は良さそうです。
今月も挨拶に来てくれました
この日は収牧間近の14時過ぎに撮影させていただきました。道路奥の功労馬→1歳馬→フサイチバルドルたち功労馬3頭の順に収牧するので、徐々にテンションが上がり「早く馬房に帰ってご飯が食べたいよ〜」とばかりに嘶いていました。
前掻きで上がった砂埃が取材者を直撃してゲホンゲホンとむせましたが、いざ捕まると大人しく馬房へと帰って行きました。よく食べよく遊び、荒木牧場3年目も元気に過ごして欲しいですね。
[動画]「帰りたいバルドル」収牧を待つフサイチバルドル
前掻きして帰りたがるバルドル
砂埃が…!
牧場の長老ロードクロノス 30歳
サポートホースのエスケープハッチ(荒木牧場功労馬サポーターズ) 25歳
ハクセキレイが遊びに来ていました
フサイチバルドルがFHとなった経緯
https://rha.or.jp/f/fusaichi_baldr.html
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