2022年10月19日｜アリサだより

アリサだより2022.10.19 アリサだより

2022年10月19日

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アリサだより
2022年10月19日

関東近郊でまだ紅葉は見られませんが、朝晩はずいぶん冷え込むようになりました。
乗馬クラブアリサさんのある群馬の山里にも本格的な秋の気配がただよっています。

今回のトップ画像は中山先生と響輝。人馬一体の美しい姿をどうぞ！

アリサさんに伺った10月13日の時点では榛名山には紅葉が見られず、近くの木々もまだ青々としていました。

朝晩は冷え込むようになってきましたが、馬たちにとっては過ごしやすい季節ですね。

11時少し前にクラブに到着。ちょうど中山先生が再就職プログラム卒業生のヴィットリオドーロの調教を始められようとしているところでした。

馬装を施したヴィットリオドーロと先生が馬場へ向かいます。

中山先生に引かれ馬場に向かうヴィットリオドーロ。
先生からは「カンスケ」と呼ばれています

調教のようすをしばらく見て、響輝のところへ。

響輝は馬房の中で静かに乾草を食べていました。

角のところに位置する広い馬房です。アリサさんの馬房はどの部屋も広いのですが、ここは特別。一般的なサイズの2倍ほどあり、天井も高くてじつに広々としています。

かつてキョウエイボーガンがくらした馬房。ボーガンは晩年、洗い場や馬場への移動がしやすいいちばん端の馬房に移り、空いたところへ響輝が入りました。

乾草をおいしそうに食べる響輝

名前を呼ぶと、響輝は顔をあげ、近寄ってきてくれました。

澄んだ瞳。艶々の馬体。体調はよさそうです。

中山先生と奥様の千賀子さんは、フレグモーネをもつ響輝の足を気遣いつつ、運動もさせながら体調を維持することに尽力されています。よく食べ、よく動く響輝。19歳になりましたが、若々しくイケメンぶりは健在です。

「この角度もイケるでしょ？」

この日の午後、FP会員のMさんが響輝に会いに来られました。体験騎乗も申し込まれています。

コロナの影響もあり、響輝と会ったのは2年以上前とのこと。そのときも騎乗されたそうですが、久しぶりのため「覚えてくれているかな…」と少し不安そう。

千賀子さんに馬装を整えてもらう響輝を、Мさんとそのご家族ほかみんなで囲み、談笑。響輝もMさんに甘えたり。再会はうまくいったようです。

「はみを受けて無口を通して、ぎゅむむ～」
“仕事”用の馬具をセット。響輝は背が高いので馬装も大変！

Mさんの体験騎乗は無事終了。響輝もしっかり仕事をしていました。

「久しぶりに乗らせていただいて緊張しました。響輝がうまくリードしてくれて助かりました！」とMさん。

Mさんの騎乗をじっと見ていた中山先生が、響輝のことを褒めていました。

「あいつはすごいよ。ちゃんとやってる。騎乗者に合わせた仕事ができるのが響輝のすごいところ！」

その後すぐに中山先生が響輝にまたがり、軽く周回。
先生は響輝のからだをほぐすように、やさしくいたわるように乗っておられました。

中山先生と響輝。ふたりだけの世界です。

千賀子さんのさりげないアシストも素敵

先生が騎乗されたあと、洗い場に向かう響輝。

千賀子さんに甘えながら歩いています

その後はお手入れ＆ふれあいタイム。

まずは運動後のスペシャルドリンクをバケツ一杯！

薄目のポカリスエットだそうです。ほのかに甘いのがよいのか、響輝が大好きな飲み物とか。

千賀子さんによれば、スポーツドリンクならなんでもよいというわけではないようです。アリサさんの馬たちにはポカリが大人気ということです。

蹄油でケアをしてくれる千賀子さんに甘える響輝。口元がカワイイ！
　

差し入れのリンゴをもぐもぐ（ほぼ食べつくされていますが…）

目線隠して“犯人H”な気分？

Mさんが持ってこられたたくさんのニンジンとリンゴは、アリサさんのすべての馬がお相伴にあずかり、どの馬もおいしそうに食べていました。

騎馬隊時代を思わせる、颯爽とした騎乗風景を見せてくれてありがとう、響輝。

Mさん、ご家族のみなさま、おつかれさまでした。

そして先生、千賀子さん、ありがとうございました！

「ボーガン先輩のいた馬房で修業中だよ～」
こちらが冒頭にも登場したヴィットリオドーロ、通称カンスケ。

中山先生いわく「カンスケはお笑い系」とか。

響輝にとって、よき相棒となりますように！

そしてもう一頭、こちらはボーガンのよき友だったルージュさん30歳。

歯の状態もよくリンゴもバリバリ完食。元気です！

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7 11/7（木） 10月の近況報告

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乗馬クラブアリサさんでも見学の受け入れを行っています。
ただ、アリサさんはご夫婦のみで運営されている小さなクラブなので、万一感染してしまうと運営に大きな影響が出ます。ご訪問の際には密を避ける為に3～4名の少人数としていただくなど、十分なご配慮をお願いいたします。
　
また状況によっては受け入れを停止せざるを得ない場合もあります。
受け入れ状況に変更があった場合は、引退馬協会会員のみなさまにお送りしている会報「RHA通信」や「見学情報」に掲載していますが、最新の情報は必ずホームページの会員専用ページをご覧になるか、訪問前に乗馬クラブアリサさんへご確認ください。

競走生活を引退後、長きに渡って警視庁騎馬隊でがんばってきた
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