エスワンスペクター
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Calm days farmさんからエスワンスペクター(24歳)、テイエムプリキュア(22歳)、ポップコーンジャズ(25歳)、ライラプス(23歳)、マリーンウィナー(20歳)、バルドウィナ(27歳)の近況報告と画像が届きました。事務局で撮影した写真と合わせてお届けします。
気温が低くなってきましたが、日中は暖かい日が多く、馬服無しで過ごせる日も沢山ありました。寒い日は馬服を着せて放牧し、暖かくなってきたら途中で脱がしに行ったり、暖かくなるのを待ってから放牧したりと調整をしています。放牧地の草が少なくなって来たので、投草を配り始めました。ケンカにならないよう、また、立場の弱い子が食べられるよう、いろいろな場所に投草の山を作って配るようにしています。
4日、血液生化学検査の為、採血を行いました。プリキュアはクッシング病の状態を確認するためPPID検査も一緒に行っています。
19日、削蹄を行いました。
23日、駆虫を行いました。

変わらず食欲旺盛です。自分の分をあっという間に平らげ「もっと頂戴!」と前掻きで催促します。他の馬が食べ残した飼い葉もエスワンにあげるとペロリです。飼い桶には少しも残さず、綺麗に食べてくれます。

放牧地では、変わらずプーちゃん(ヒシプレンティ)と仲良く過ごしています。プーちゃんとエスワンは放牧地での力関係が強いので、投草が配られると一番美味しそうで大きな山を見つけ、それを確保して食べています。

蹄葉炎の発作も無く、蹄の状態は良さそうです。ボディコンディションも少し上がってきました(5程度)。
ポップコーンジャズ、ライラプス、マリーンウィナーにはちょっと強気な態度を取ります。昨年までは放牧地に投草を配るとプーちゃんやエスワンに先に食べられてしまい、他の馬が食べ残した草を食べていましたが、今年は違います。先に食べているポップコーンジャズたちのところへ向かって行き、自分のものにします。


また、プリキュアの馬房は廐舎入り口付近なので、収牧時はみんながプリキュアの馬房の前を通過します。ポップコーンジャズたちが通るときだけ食べ物を守ろうとして威嚇してくるので、一番上の馬せん棒まで閉めるようにしています。
放牧地での立場は下の方ですが、プリキュアを上手くかわし、のんびり投草を食べています。飼い葉もポップコーンジャズはゆっくり味わって食べます。

飼い葉の上に人参をのせて与えると他の馬は真っ先に人参を食べますが、ポップコーンジャズは人参を避けて、飼い葉を先に綺麗に食べてから人参を食べます。人参よりも飼い葉の方が好きなのかもしれません。

移動してきたときからずっとお腹がぽちゃっとしているライラプス。遠くからでもお腹を見ると、どの馬がライラプスなのかすぐ分かります。
見学の方からは「お腹に赤ちゃん入ってるんですか?」とよく聞かれます。獣医さんからも肥満と言われてしまったので、健康のためダイエットをしています。

濃厚飼料の量等を調整し、様子を見ましたが全く変わらず…”ライラプス、ダイエットへの道”はまだまだ続きそうです。ポップコーンジャズとマリーンウィナーに依存していて、収牧の際に2頭がいないと落ち着きません。必ず3頭一緒に収牧しています。

放牧地に投草を配ると投草の陣取り合戦が始まりますが、なかなか確保することができません。一番最後に投草の山に辿り着きます。プリキュアに狙われてしまうことが多いので、なるべく遠くに投草を置いて、マリーンウィナーが食べられるようにしています。


馬房での飼い葉は誰にも邪魔されずに食べられるので嬉しそうに食べています。移動してきて少し細くなりましたが、飼い葉の量を調整すると肉付きが良くなり、良い馬体になりました。飼い葉の量が増えてもあっという間に平らげます。食欲旺盛で病気をすることなく、元気です。
変わらず、ポップコーンジャズ、ライラプス、マリーンウィナーたちと仲良く過ごしています。そのときによってペアを変えて過ごしていて、放牧地で過ごす時間が楽しそうです。

少し臆病なところがあり、馬房で過ごしているときに廐舎の2階で作業をすると裏戸から顔を出し、熊癖を始めます。少しでも物音がすると落ち着かないようです。飼い葉を食べている途中でもピタッと食べるのを止め、裏戸の方へ向かいます。2階で物音がしなくなると安心して、またすぐに飼い葉を食べ始めます。

6頭とも競走馬引退後に、繁殖で頑張っていました。繁殖も命がけのお仕事です。無事に生み育て貴重な血を残してきました。そして繁殖生活が終わり、第三の馬生が始まりました。
今年エスワンスペクターは24歳、テイエムプリキュアは22歳、ポップコーンジャズは25歳、ライラプスは23歳、マリーンウィナーは20歳、バルドウィナは27歳になりました。これからは、穏やかに幸せな余生を過ごして欲しいと願っております。6頭の余生を支える為のご支援を募集しております。よろしくお願いします。
6頭がFHになった経緯です。
どなたでも事前予約により、見学が可能です。その日の天気により、厩舎での見学になる可能性もありますので、ご了承ください。
見学には予約が必要です。
見学日によって見学時間が違いますのでご注意ください。
◆見学可能日時: 毎週金・土・日曜(1日3組まで)
◆見学時間: [9月~翌年6月頃まで] 9時~11時
[7月~8月末頃まで] 5時~9時
◆予約方法: 牧場のX(https://twitter.com/calmdaysfarm)のDMから
上記の方法で連絡ができない方は、会員の方は会報の「連絡先一覧」をご覧ください。
会員以外の方は、「競走馬のふるさと案内所」(TEL 0146-43-2121)経由にてお申し込みください。
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