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被災馬だより
2024年2月19日
1月の近況報告
鹿児島のホーストラストさんより1月の報告が届きましたので、被災馬たちの近況報告をお届けいたします。
1月1日はハーモニィチトセチャン、ハーモニィフラの誕生日です。チトセチャンとフラは、すべての競走馬が持っている健康手帳を東日本大震災の時に失くしてしまい、生年月日などがわからないため、競走馬の馬齢表記にあわせて『毎年１月１日をお誕生日』としています。
元気にお誕生日を迎えてくれてありがとう、そしておめでとう！ この1年も、仲良しのお友達たちと霧島高原の広い放牧地で元気に楽しく過ごせますように。
（※コッチャン（トーセンクレイジー）は2月17日がお誕生日です。）
ハーモニィチトセチャン
1月は春のような暖かさがしばらく続き、下旬にはまた厳しい寒さが続きました。
チトセは寒い日にはモーメントやアリュールと身を寄せながら、体調を崩さず元気に過ごしてくれました。
暖かさがしばらく続いた影響で、少し短い青草が生えてきました。チトセは青草を食べるのが大好きで、日中もお昼寝よりも青草を食べることを優先していました。
コッチャン
今月から少し広いパドックに放牧しました。
春くらいには別の放牧地への移動を、と考えていましたが、この跛行が回復しても当面は狭いパドックで様子を見ていく予定です。
ハーモニィフラ
1月は雪がつもり、放牧地が一面銀世界という日もありました。銀世界の中に馬たちがいる景色はとても美しく感じました。
フラのいる群れに、今月1頭のセン馬が仲間入りしました。そのセン馬は、フラを含め、群れの馬たちに興味津々で「仲良くして～」と近付いていました。
「新しいお友達が来た！…けれど…！」
ですがフラたちは新しい馬には興味ないようで、「こっちこないで～」と逃げていました。
やっぱりフラは政宗と一緒にいるのが一番落ち着くのでしょうか。今月も何も心配なことはありません。
見学について
見学を希望される方は、会報に掲載している連絡先へ直接ご連絡いただき相談してください。
ご見学の際は、ソーシャルディスタンスを保ち、少ない人数でのご訪問、スタッフの方と接する際はマスク着用をお願いいたします。状況に寄って見学休止になる場合がありますので、必ず事前にご連絡、ご確認をお願いします。
ハーモニィチトセチャン、コッチャン、ハーモニィフラを支えて下さる"被災馬FP会員"を募集しています
東日本大震災を乗り越えた被災馬
一頭ずつのフォスターペアレントの募集ではなく、
オンラインからのお申込みや
変更依頼フォームでのお申込みが可能です。
たくさんの方に被災馬FHを支えていただけましたら幸いです。
別途、引退馬協会の会費として月額1,000円かかります。
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