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10月になると、朝晩の気温はさらに下がるようになり、チトセチャン(ハーモニィチトセチャン)たちは少しずつ冬毛を生やし始めました。寒い季節への準備を始めつつ、体調を崩すことなく今月も元気いっぱいに過ごしてくれています。
17日に鹿児島大学による健康診断を受けましたが、体調面には問題ありませんでした。今回は健診後に整歯も行なってもらいました。

今月も頼れるお姉さんだったチトセチャン。ウィンドウ(リッカウィンドウ)に頼られたり、ロスタイムくんとも過ごしていたり、チトセチャンの周りには馬が絶えませんでした。チトセチャンも嫌ではなかったようで、その時その時に近くで過ごす馬と仲良く青草を食んで過ごしていました。

食欲は落ちることなく、いつもモリモリ飼いや草を食べています。立派になったお腹を揺らして放牧地をお散歩するチトセチャン。夕飼いの時間になっても、スタッフの一声では繋ぎ場に来てくれない日もあるほど、とにかく青草に夢中です。
寒くなってくる時期ですが、たくさん食べて冬毛もしっかり生やして無事に冬を迎えてもらいたいです!

10月に入り、食欲の秋がやってきました。コッチャン(トーセンクレイジー)は食欲旺盛で飼いもぺろりと完食してくれていたのですが、19日の夕方から呼吸数が増加し、震えが見られ、微熱もある状態でした。
原因がハッキリと分からずでしたが、食欲はあったので消炎剤を投与して補液をして様子を見ることにしました。翌朝も症状が変わらなかったので獣医師に診察をしてもらいましたが、原因は分かりませんでした。補液をしてもらい様子を見ていたところ、夕方に落ち着きがなくなり39.1℃と発熱があったので、獣医師に相談後、消炎剤を投与して一晩様子を見ることになりました。

翌日も診察をしていただきました。診ていただいている獣医師から鹿児島大学共同獣医学部附属動物病院の馬診療科の獣医師にも相談していただき、破傷風の可能性も加味して抗生剤も追加で投与することになりました。しかしながら症状が改善することなかったため、鹿児島大学の方に診察の依頼をし、23日に診察をしていただきました。
診察の結果、馬運動ニューロン症(ビタミンE欠乏症) もしくはカビ毒の可能性があるとのことで、診断を確定するために採血をしてもらいました。また獣医師からの進言で、どちらの可能性でも飼料の変更をした方が良いとのことだったので、飼料の変更をして様子を見ました。
震えの影響で寝転んで休んでいることが多かったコッチャンでしたが、飼料を変えてからしばらくしてからは寝転んで休む回数が減りました。

11月4日に血液検査の結果が来て、馬運動ニューロン症の確定診断を受けました。コッチャンにはたくさんのビタミンEが必要とのことだったので、飼料はできる限りビタミンEが入っているものを与えています。病気の影響で痩せてきてしまっているのでカロリーも多く取れるように飼いの量も増やしています。11月8日からはビタミンE剤の直接投与を獣医師からしてもらっています。
現在は一時期よりも身体の震えが治まってきています。コッチャン自身もこの病気と向き合ってくれており、治療にも協力的です。
大変な病気になってしまいましたが、コッチャンはえさの時間には「ご飯早くちょうだい!」と鳴いて催促したり、手入れの時には「ここ掻いて~!」としたりと元気な姿をスタッフに見せてくれています。
今後もコッチャンが良くなっていくように、サポートをしていきます。

10月に入り、暑さも落ち着きを見せ始め、ようやく秋らしい日々になりました。特に朝晩は肌寒さを感じる時もありました。フラ(ハーモニィフラ)は昼夜の気温差にも負けることなく、毎日元気に過ごしています
15日には、今年2回目となる駆虫を無事に終えました。

友達の政宗とは、毎日のように仲良く青草を食べて過ごしています。朝ご飯の後、フラは青草を食べたいのか一目散に放牧地へと戻っていくのですが、政宗は「お水も飲もうよ~」とフラを誘って水場へと向かって行く姿をよく見かけます。
フラは渋々といった様子で政宗の後に続いて水を飲みに行っています。ですが、水を飲んでいる時のフラはとても活き活きとした様子です!

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