2021年8月10日
厩舎みちくささんから、おにくんの6月の報告が届きました
厩舎みちくささんから近況報告と画像が届きましたので、北海道事務所の大柄がお届けします。
おにくんは、6月も元気一杯でした。梅雨が長く放牧に出れない日や、厩舎側だけの放牧も続いていた為少し退屈そうでした。
おにくんは、牧草場での放牧中ではザイルくんと一緒にいることが多く2頭で並んで草を食べています。するとある頃からザイルくんに驚きの変化が現れました。
↑手前の2頭ではなく、奥の2頭がおにくんとザイルくんです
↓草が沢山生えている場所があるのに、
少ない草を食べるおにくんとザイルくん
今までザイルくんは放牧場までの引き馬で行き来する最中も、歩きながらボロをしてくれていました。しかし、今ではおにくんスタイルで、止まってボロをするようになってしまいました。そのやり方もそっくりで、引き馬中ボロをしたくなったら・・・。
まずピタっと止まり、「うー!」必ず声を出しながらボロをします。ザイルくんは黙ってするタイプだったのに、声を出すことも、そのうなり方もおにくんそのものです。終わったら、颯爽と歩き出します。皆、ザイルくんの意外な変化に驚きを隠せません。
↑「あー、草の上サイコー!」とゴロゴロするおにくん
↓長い梅雨は厩舎や厩舎側放牧ばかりで退屈でした、
でも相変わらず草は美味しいです。
因みに、放牧場までは先頭がザイルくんとマロン。後ろをおにくんとおでこが歩いて来るのですが、最近は後ろから「おにくんボロー!」(おにくんボロだからちょっと待ってねと言う声かけ)と声が聞こえると、引いている人間が止まる前に、マロンもザイルくんもその声を聞いて「またか」と言う感じでピタっと止まって待つことがあります。すごい日本語の理解力。そして、それだけおにくんが皆を待たせることが多いのでしょう。
↑リスペクトするテン先輩(31歳)と
↓雨が止まない為、地面が乾きません
装蹄がありました。蹄の形がほぼ治ってOKと言われるころ、装蹄時期が近い時に「キジ砲」(放牧場にキジが藪から飛び出す)の発射があると、蹄鉄を落とすことがあります。このアクシデントが、なければほぼ落鉄しなくなりました。
見学について
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東日本大震災を乗り越えた被災馬おにくんを支えて下さる"被災馬FP会員"を募集しています。
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一頭ずつのフォスターペアレントの募集ではなく、
ハーモニィチトセチャン、コッチャン、おにくん、ハーモニィフラ、コテツの5頭まとめての募集となります。
たくさんの方に5頭を支えていただければ幸いです。
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