厩舎みちくささんから近況報告と画像が届きましたので、北海道事務所の大柄がお届けします。
おにくんは、6月も元気一杯でした。梅雨が長く放牧に出れない日や、厩舎側だけの放牧も続いていた為少し退屈そうでした。
おにくんは、牧草場での放牧中ではザイルくんと一緒にいることが多く2頭で並んで草を食べています。するとある頃からザイルくんに驚きの変化が現れました。
今までザイルくんは放牧場までの引き馬で行き来する最中も、歩きながらボロをしてくれていました。しかし、今ではおにくんスタイルで、止まってボロをするようになってしまいました。そのやり方もそっくりで、引き馬中ボロをしたくなったら・・・。
まずピタっと止まり、「うー!」必ず声を出しながらボロをします。ザイルくんは黙ってするタイプだったのに、声を出すことも、そのうなり方もおにくんそのものです。終わったら、颯爽と歩き出します。皆、ザイルくんの意外な変化に驚きを隠せません。
因みに、放牧場までは先頭がザイルくんとマロン。後ろをおにくんとおでこが歩いて来るのですが、最近は後ろから「おにくんボロー!」(おにくんボロだからちょっと待ってねと言う声かけ)と声が聞こえると、引いている人間が止まる前に、マロンもザイルくんもその声を聞いて「またか」と言う感じでピタっと止まって待つことがあります。すごい日本語の理解力。そして、それだけおにくんが皆を待たせることが多いのでしょう。
装蹄がありました。蹄の形がほぼ治ってOKと言われるころ、装蹄時期が近い時に「キジ砲」(放牧場にキジが藪から飛び出す)の発射があると、蹄鉄を落とすことがあります。このアクシデントが、なければほぼ落鉄しなくなりました。
訪問・見学をご希望の方は、必ず事前予約をし、マスクの着用の上、ソーシャルディスタンスにご配慮ください。
Donation
あなたにできる方法で
引退馬を守る・支える
「引退馬を守りたい」そういった方に、様々なご支援をいただいております。
1頭でも多くの馬を支えるためには、あなたのご支援が必要です。
会員や寄付、買い物など、あなたにあった方法でご検討ください。