8月4日に、北海道スタッフが訪問した時の写真と、沖田牧場さんからご提供いただいた写真とエピソードを一緒に報告いたします。
リカコは夏の間は昼夜放牧ですが、10時から14時の間は厩舎で過ごしています。リカコがいる放牧地はアブが多いらしく、忙しく尾っぽを振って追い払っていました。
実は、先月まで一緒に放牧されていたラグジュリアが、別の放牧地に移動になったそうです。
沖田牧場さんがその時の様子を教えて下さいました。
「いつもの様にラグが後から来ていると思い込んでいたリカコは、放牧地の扉を閉めると振り向いて『えっ???』という顔を向けました。気付くのが遅いです(笑)」
リカコは「ラグちゃ~ん。私を置いてどこ行ったの~?」と暫く鳴いていたそうです。そんなに辛い別れだったのかと思っていたら、ラグジュリアは、道路を隔てた向かい側の放牧地に移動しただけだそうです。
沖田牧場さんからの情報によると、リカコは依存するタイプだそうです。放牧地を移動になると、移動した先の仲間の中から自分が依存できそうな相手を上手に探すそうです。リカコより年下でも、そのコに頼りっぱなしになるそうです。そういえば今回は、ミラキュラスにぴったりと寄り添う姿を多く見ました。ミラキュラスが一歩動くと、同じように一歩。三歩動くと三歩。方向転換すると、遅れる事無く一緒に方向転換。ミラキュラスも嫌がっている風には見えなかったので、仲良くやっているようです。
涼しくは決してない日だったので、くっついていると暑いはずですが、離れる事を許さないリカコはぴったりと寄り添っていました。
9月はツアーで沢山の方にリカコに会っていただくのがとても楽しみです。沖田牧場さんの話では、少しツンデレなところがありますが、とてもユニークな性格だそうです。
Donation
あなたにできる方法で
引退馬を守る・支える
「引退馬を守りたい」そういった方に、様々なご支援をいただいております。
1頭でも多くの馬を支えるためには、あなたのご支援が必要です。
会員や寄付、買い物など、あなたにあった方法でご検討ください。