ナイスネイチャ・32歳のバースデードネーションの功労馬支援の第1号馬としてフォスターホースになったエイシンルーデンスの近況報告ブログです。
11月1日に北海道事務所の大柄が訪問した時のレポートをお届けします。
ルーデンスの放牧地は、厩舎からかなり離れた場所にあります。放牧地に向かう途中には日高では珍しくお米を作っている田んぼが広がっています。片側は山に囲まれていて、とても静かな場所でした。道路からもかなり離れているため、車の音が全くなく、騒音が無い分、草を食む音と馬達の呼吸の音、時折聞こえる鳥の声、草を踏みしめる音。どれもとても心地よい音で、音はするのですが静寂に包まれているようでした。
放牧地に近づくと、直ぐに寄ってくる馬達。中でもルーデンスは一番先に近寄ってきました。
人に興味があるらしく、何度も確認に来ていました。ですが決して接近する事なく、慎重な面も見られます。
ルーデンスは、トウショウボーイの血(母父)が流れています。トウショウボーイと言えば、トウショウフェノマやトウショウオリオンが思い出されます。競走馬の世界では父が違えば兄弟姉妹とは言えませんし、叔父とも言いません。トウショウボーイは直接の縁はありませんが、フェノマやオリオンを通してとても縁のある馬です。今回のご縁は、ルーデンスを思って行動に移して下さった方達のお蔭ですが、オリオンやフェノマがもしかしたら、繋げてくれたのかもしれません。
競走馬として頑張り、繁殖としても命を懸けて頑張ったルーデンスに、皆様からのご支援を頂ければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いします。
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