2021年2月3日
両方の後肢の球節が落ちているのが気になっていましたが、体のバランスの関係で体に痛みがあるに違いないと考え、いつもお世話になっている東洋医学の先生に診ていただきました。
まずは厩舎の通路で歩様を確認したところ、左後肢に跛行があることがわかりました。
注射を打っている部分(下の画像をご参照ください)を刺激すると肢を蹴り上げて嫌がりました。跛行の原因は腰のこの部分のようです。
暴れないように鼻ねじをして痛いところに注射をしました。痛みは注射の刺激だけでかなり緩和するそうですが、一週間の間にじわじわと効いてくるとのことですので、一週間後に再度診察があります。
球節が落ちているのは靭帯が緩んでいるからで、高齢馬に多く見られる現象だそうですが、傾斜地での放牧は望ましくないとのこと。鹿児島のホーストラストさんは地形に起伏がある為、今回の診察の結果を踏まえて預託先を再考することになりました。
ルーデンスは治療が終わり、馬房に戻ってからもご機嫌斜めでした。
放牧仲間の馬たちに置いてけぼりにされて一頭で馬房に残された上に、注射をされてしまい、しかもこの日は外が凍結しているため、肢の悪いルーデンスは大事を取って舎飼い…となれば、ご機嫌が悪くなるのも仕方ないですね。
写真を撮ろうと思ってカメラを構えても落ち着きなく動き回っては、耳は伏せて顔を出す…
それでも目は優しかったですよ!
撮られることへの緊張もあったと思います。
そこで川端さんにおやつを少しもらうとご機嫌に。
良い顔が見られるようになりました。
気持ちも落ち着いたのか、顔を出して
耳をピンと立ててくれるようになりました。
「ナイスネイチャバースデードネーション」に集まったご寄付の使途について
2020年10月下旬に最後の仔の離乳を終え、11月1日付けで引退馬協会へ無償で譲渡された後、ホーストラストへ移動する予定でしたが、長年繁殖生活を送り、子育てを終えたばかりであることや、北海道と鹿児島では冬の気候が違うことなどを考慮し、春まで休養させてあげてからのほうがよいと判断し、それまで川端牧場に置いていただくことになりました。
栄進牧場様も含めて、「これから長い間お世話になるのだから」というお気持ちからのご協力もあり、譲渡日から12月31日までの預託料は免除、2021年1月から移動までは月5万円(消費税別)を退去後に一括でお支払いすることにしていただいています。
譲渡後に受けた健康診断料と2021年1月から移動するまでの預託料、長距離移動になる場合、高齢を考慮して途中で休憩させる施設への一時預託料、フォスターペアレント会員が集まるまでの預託料の補填、また獣医療費などは「ナイスネイチャバースデードネーション」に集まったご寄付を充てさせていただきます。
なお、当初はホーストラストへの馬運代と保証金もこのご寄付を充てさせていただく予定でしたが、2021年2月2日の診察結果により預託先を再考することになった為、預託する牧場までの馬運代と入厩するにあたって保証金や入厩料などが発生する場合はそちらへ充てさせていただきますので、ご了承をお願いいたします。
見学・訪問について
出産シーズンを控え、流産病対策の為、ご遠慮いただいております。
エイシンルーデンスのFPさん募集中!
競走馬として、繁殖馬として頑張ってきたルーデンスが
これからの余生を安心して穏やかに送れるよう、
ご協力をお願いいたします。
(2021/2/3現在の会員数 9名 6.5口 残58.5口)引退馬協会の会員登録がない方のための入会案内は
こちらから
既に引退馬協会会員の方は
変更依頼フォームからから
FP会員: 0.5口(月2000円)~
引退馬協会の新規会員になる方、賛同会員からFP会員になる方は
別途引退馬協会の会費が1000円(月)かかります。
ご寄付によるご支援もお願いいたします。
クレジットカードでのご寄付も可能です。
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