渡辺牧場さんから、ナイスゴールドとモアザンベストの近況報告が届きました。牧場では、一番牧草の収穫作業が始まったようです。
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晴天が続くようになり、この好機を逃さないようにと、周りの牧場も一斉に一番牧草の収穫作業を進めています。風が心地よく、風が無いと暑く感じられます。
6月6日のレントゲンの結果、蹄底が薄くなってきており蹄骨の沈下が確認されました。QOL(クオリティ オブ ライフ…生きる質)を考え合わせた上で、1日に1回、ほんの少量の青草(バケツ15リットルくらいの量)を与えるようにしてきて約1ヶ月が経ち、結果として蹄葉炎の悪化に繋がってしまいました。誠に申し訳ありません。
6月15日にキース装蹄師さんが改装して下さいました。裸足の期間はキースさんに貸していただいた靴を履いて過ごしました。とても良い靴で歩様も楽そうでした。
キース装蹄師さん曰く、「改めて蹄底を作っていくが、この馬が裸足で過ごせる日はもう来ないかもしれない」とのことです。
ここのところ人参はほとんどあげておらず、馬房で食べている飼い葉の内容はキース装蹄師さんにチェックしていただき大丈夫とのことでした。キース装蹄師さんとも相談の上、ゴールドは青草や人参など糖質の多い食べ物は一切禁止することになりました。
改装後は破行も無く、歩様は良好です。ゴールドに合った放牧地の整備をできるだけ早くするよう努力します。食欲はその後、落ちることなく順調に完食しています。
6月12日、馬房の中でどこかにぶつけたのか額に傷がありました。幸い大したことはなくすぐに瘡蓋(かさぶた)ができて経過も良好です。
6月18日、花粉によって目が腫れ、応急的に余っていた抗生物質の目薬と炎症を抑える目薬を差しました。
翌日、19日に獣医さんに診せるため、朝は小パドックに放牧しました。1頭でも騒ぐことなく落ち着いていました。獣医さんに診ていただいたところ、角膜に傷は無いが、痒がるようなので消炎鎮痛剤を注射して下さいました。抗生物質の目薬と炎症を抑える目薬を朝、夕2回ずつ点眼するようにとのことでした。
良い天気が続きそうだったため、19日にモアちゃんの放牧地の牧草を刈りました。モアちゃんは牧草作業を見るのが久しぶりでしたが落ち着いていました。トラクターが近づいてもよけてくれないくらいドッシリしていました。
牧草がよく乾いてくるとフカフカの牧草の上で寝転んだりとても自由奔放な無邪気な姿が見られました。
牧草作業で花粉が飛ぶせいか、20日も目の炎症は治らず、再度、消炎鎮痛剤の注射を受け、点眼2種を数回行いました。21日も獣医さんが来られますので注射になるかもしれません。
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ナイスネイチャの誕生日に合わせて、引退馬支援のご寄付を募る「ナイスネイチャ・バースデードネーション」を今年も行いました。
「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」
開催期間:2023年4月16日〜5月15日
今年のテーマは「地方競馬の重賞勝ち馬もフォスターホースに!」でした。
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