大変辛い報告となりますが、生きた証として記します。
怪我で競走生活を引退し、宮崎で療養していたタッチスプリント号が、6月5日に再就職支援プログラム第34期生として佐賀県馬術連盟に入厩しました。
タッチスプリントは移動した当日の夕方に疝痛を発症、翌日には一時よくなったように見えましたが、9日まで続き回復することなく旅立ちました。
まだ何も始まらなかった中のお別れで残念でなりません。
しかしながら、プログラムに参加前、怪我で引退しての療養ではありましたが、宮崎の牧場でゆっくりできたことは、タッチスプリントにとって大変幸せな時間だったことと思います。それが叶ったのは、タッチスプリントの紹介者様の想いがあったからこそでした。
何日も夜通しの看護をしてくださった佐賀県馬術連盟の皆様、ありがとうございました。
タッチスプリントのご冥福をお祈りいたします。
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