種牡馬生活を終え、フォスターホースとなったセイクリムズン。
北海道から移動し、現在は中継地となる千葉・乗馬倶楽部イグレットで過ごしているセイクリムズンの近況報告をお届けします。
セイクリムズンは9月30日朝、ハギノハイブリッドと同じ馬運車に乗って北海道・早来エクワインファームを発ち、10月1日のお昼前にイグレットへ到着しました。
渋滞でバスの到着が予定より遅れ、おつかれの様子。でも、カメラ目線はバッチリ!でした。
到着時の動画です。
セイクリムズンは到着時から少しおとなしく、体調を確認すると輸送熱がありました。その後、肺炎を起こしていることが判明し、継続して獣医さんに診てもらっています。
(以下の画像はすべて10月14日撮影)
状態は落ち着きましたがまだ熱がある日もあり、しばらくはイグレットで静養し、じっくりと体調を整えていきます。
鹿児島への移動は延期となりました(ハイブリッドは10月21日に移動予定)。
厩舎では向かいの馬房にハギノハイブリッド、隣には再就職支援プログラム 研修生となったばかりのインカラム(牡3歳、父・フェノーメノ、母・グローリアスイリス。母の父はメイショウサムソン)がおり、青毛と青鹿毛の漆黒の馬体が並んでくらしています。
↓昼飼が届いて食べ始めたインカラム(奥)と
それを見ながら「こっちも早く~」と催促するセイクリムズン(手前)
↓飼い桶が到着し、スタッフのIさんにやさしく見守られながらお食事中
食欲はあり、なんでもよく食べています。おやつのニンジンもバリバリ食べます。
ニックネームは「ズンくん」「ズンちゃん」。ズンちゃんは人懐こくて、仕草などもとてもかわいらしいです。
体調が万全になるまで、あたたかく見守っていただけましたら幸いです。
競走馬競走馬として60戦を走り引退後、種牡馬として頑張ったセイクリムズン。今回、獣医さんのご家族からのお声かけをいただきナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションの13頭目のフォスターホースとなりました。種牡馬を経験しても、安泰ではない引退馬。頑張ったセイクリムズンの余生を支えてくださる会員を募集しています。
セイクリムズンがフォスターホースになった経緯
見学可能な日時は、乗馬倶楽部イグレットの営業日・時間に準じます。
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