たくさんのあたたかなご支援をありがとうございます。引退馬協会事務局です。
「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」19頭目の受け入れ馬として、新冠のタニグチ牧場の生産馬で、繁殖で活躍してきたテイエムプリキュア号の受け入れが決定しました。
今回ご依頼をいただいたタニグチ牧場様とのご縁は、古くは被災馬支援活動にて疎開先として被災馬を受け入れていただいたことにさかのぼります。
テイエムプリキュア(提供 :タニグチ牧場 様)
テイエムプリキュアは、2003年生まれ。2005年に競走デビュー、その年阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)に優勝、翌年のエリザベス女王杯(G1)2着、2008年日経新春杯(G2)で2着の翌年、同じレースで優勝しています。
競走生活を引退してからは故郷に戻り、繁殖牝馬として2012年から2022年までの間に10頭を出産しました。
G1優勝馬については地域貢献のため日高管内に預託をする方針により、オースミコスモとエスワンスペクターの管理をお願いしているCalm days farmに預託することになりました。軽い蹄葉炎があるとのことですので必要なケアを行って参ります。5月中旬頃、移動の予定です。
準備が整い次第、フォスターペアレント(一口里親会員)の募集を行って参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
テイエムプリキュア・プロフィール(JBISのページへ)
2021年に実施した「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」のテーマは「引退繁殖馬の支援」でした。
これは「32歳のドネーション」(2020年)の引退繁殖馬支援の適用範囲を拡張したもので、以下が対象となります。
・自身がジャパン・スタッド・ブックインターナショナルの助成金対象馬であることまたは海外の重賞勝ち馬であること
・または自身がそれに該当しない場合でも、該当する産駒を輩出している繁殖馬(牡馬・牝馬)
テイエムプリキュアは「33歳のドネーション」の19頭目の受け入れ馬となります。
対象馬一覧は本頁下【ご参考】をご参照ください。
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【ご参考】
「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」(2021年)
・収支報告
・対象馬(フォスターホース)一覧
「ナイスネイチャ・34歳のバースデードネーション」(2022年)
・収支報告
・対象馬(再就職支援プログラム受講生)一覧