左からソリストサンダー、ラブハート、ヴァイオレットラブ
本日2月10日(月)12時(正午)より、「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」19頭目の対象馬のソリストサンダー(セン馬 5月で満10歳)、「ナイスネイチャ・メモリアルドネーション 2024」3頭目の対象馬のラブハート(牝馬 6月で満22歳)、同4頭目の対象馬ヴァイオレットラブ(牝馬 5月で満28歳)のフォスターペアレント(FP、一口里親)会員のお申し込み受け付けを開始します。
3頭の余生を支えてくださるFP会員を募集いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
【FP会員】入会フォームはこちらから
個人会員 https://rha.or.jp/membership/kojin-fp.html
法人会員 https://rha.or.jp/membership/houjin.html
ソリストサンダーは2017年に小倉競馬場でデビュー、3戦目で勝ち上がり、古馬になって好成績を重ねました。2021年の武蔵野ステークス(G3)で重賞ウィナーに。その後大井へ移り、2024年12月、岩手所属で現役最後のレースとなるトウケイニセイ記念(重賞)に出走し、引退となりました。
現役時代の馬主様がソリストサンダーの安定した余生を望んでいたこともあり、株式会社ジェイエス様より当会に相談がありました。重賞勝ちがあり「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」の条件を満たしていることから、このたびの受け入れが実現しました。
2025年1月17日、仮預託先のコネクトファーム(新冠町)へ移動、同日付けで引退馬協会の所有馬、フォスターホースとなりました。
去勢手術を実施済みで、術後の経過も順調です。まだ10歳という年齢から、気性が穏やかであれば「乗れるフォスターホース」を目指せる可能性もあります。リトレーニングを行うかどうかなど今後の繋養方針は、今春を目途に判断してまいります。
ソリストサンダーの余生を支えてくださるFP会員さんを募集いたします。どうぞよろしくお願いします。
ラブハートは2003年生まれ。今年22歳になります。JRA栗東所属で2005年にデビュー、22戦4勝で競争生活を引退後に繁殖牝馬となり、2018年オーシャンS(G3)勝ち馬キングハート、2020年CBC賞(G3)勝ち馬ラブカンプーを輩出しています。
このたびの受け入れは、ラブハートが繁殖生活を引退するにあたり、コネクトファーム様のご紹介により実現しました。ラブハートは「メモリアルドネーション 2024」の条件(自身または産駒が重賞勝ち)を満たしています。
同馬の馬主であった奥山ファーム様の「活躍馬を輩出した功労馬として安定して繋養していきたい」というご希望もあり、そのまま牧場で管理していただけるということで、受け入れが決まりました。
ラブハートは2025年2月1日付けで引退馬協会のフォスターホースとなりましたが、引き続き、同牧場で元気に過ごしています。
余生を支えてくださるフォスターペアレント(里親)会員を募集いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
ヴァイオレットラブはJRA栗東所属で2000年4月にデビュー、その年の秋に未勝利で競争生活を引退後、繁殖生活に入りました。
2年目産駒のコイウタ(2003年生まれ。父・フジキセキ)が2006年にクイーンC(G3)、2007年にはヴィクトリアマイル(G1)を勝利し、G1馬の母となりました。2009年生まれの牡馬ベールドインパクト(父・ディープインパクト)も2012年ディセンバーS(L)勝ちがあり、2012年京都新聞杯(G2)、2013年京都記念(G2)2着とオープン、重賞戦線で活躍しました。
繁殖生活を引退後、同馬はリードホースをしていましたが、高齢になり牧場の従業員の方に引き取られ、個人所有でホースフレンドファームへ預託されていました。「産駒が重賞勝ち」という「ナイスネイチャ・メモリアルドネーション 2024」の条件を満たしていることから、このたびの受け入れが決まりました。2025年2月1日付けで、ヴァイオレットラブは引退馬協会のフォスターホースとなっています。
28歳と高齢のため手厚いケアが必要になってきており、繋養は引き続きホースフレンドファームにお願いすることになりました。フォスターホースのサチノスイーティーとともに、会員のみなさまの見学も可能です。
娘のコイウタは、フォスターホースのアサヒライジング(2022年1月23日永眠)と同世代で、良きライバルでした。世代を超えた馬、人のつながりにご縁を感じます。
ヴァイオレットラブのフォスターペアレント(里親)会員を募集いたします。どうぞよろしくお願いいたします。