11月29日から30日にかけて、横浜支部の曽根がホーストラスト鹿児島さんを訪問しましたので、臨時の「霧島だより」としてお届けします。
前日まではかなりの冷え込みが予想されていましたが、二日間とも日中の気温は15℃近くまで上がり、上着を着て動くと汗ばむほどの好天に恵まれました。見頃と聞いていた紅葉の盛りには少し遅かったようですが、空気が澄んで、馬たちもとても気持ちよさそうに過ごしていました。
朝飼いの時間にハーモニィチトセチャンとコッチャンのいる放牧地を訪問しました。
チトセチャンは冬毛がさらに伸びてモコモコ、ぬいぐるみのようです。毎朝の日課である体温測定とお手入れをしている間、脇目も降らずに飼い桶に顔を突っ込んでもりもりとお食事中。
脚元が弱いチトセチャンでしたが、ここ最近は跛行(ハコウ)することもないそうで、元気いっぱいでした。
ビッググラスとは相変わらず仲良しです。
放牧地では最初のうちは離れたところでそれぞれ草を食んでいましたが、いつのまにかくっついていました。
コッチャンも元気いっぱい。もりもりとお食事中でした。
体調は万全でどこも問題はないとのこと。からだもふっくらしてまさに女盛りといった感じです。
…と言いながらも撮影を続けていたところ、仲良しのスウィープがぐいっとコッチャンとカメラの間に割り込んで、「ぼくの彼女、ご飯中なんだから邪魔しないでよ。」とばかりにコッチャンを隠してしまいました。
朝飼いを終えても撮り続ける私にちょっといらつくコッチャン。からの、やっと開放されて放牧を満喫までの動画をどうぞ。
11月30日は、この一年の間にホーストラストから空へ還っていった馬たちの納骨式がありました。大勢のスポンサーさん達が集まられ、供養していただいてみな安らかな眠りについたことと思います。
チトセチャン、コッチャンと一緒にホーストラスト鹿児島へやってきて、2014年の3月に6歳で旅立った被災馬フォスターホースのエナコ(トーホクエナジー)もここで静かに眠っています。
エナコ、チトセチャンやコッチャン達を空の上から見守っていてね。
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