7月18日に、北海道事務所の加藤が、みどりのまきばさんにおじゃましたときの様子を7月の報告としてお伝えします。
これまでは「被災馬コテツの会」の一会員としておじゃましていた、福島県川内村のみどりのまきばさん。今年は被災馬フォスターホースになり初めての訪問となりました。
コテツは以前から、訪問者のおもてなしをしてくれるのですが、これまでのグイグイ来る感じではなく、少し大人になって寄り添ってくれる、そんな成長を感じました。
コテツ(手前)とシルキーおじいちゃん(奥)
前日までは少し涼しかったそうでなりを潜めていたアブも、訪問した日は久しぶりの強い日差しでたくさん出てきていました。目の前でみどりのまきばさんの虫取り網でのアブ捕獲を見ることができ、百発百中の撃退ぶりにはただただ関心するばかり。
キュアンヌさんだけは虫取り網は使えないそうですが、他の馬たちはみんなよくわかっていて、じっとしたり、体を向けてくるそうです。とりわけコテツはあまり自分で追い払わず、「捕って、捕って」とぴょんぴょんと寄ってきて、お尻にたかったアブを見せてアピールすることもあるとか。
フライシートをもっているのですが、以前別の馬が暑さで熱中症になりかけてから、使うのに慎重になっているそうです。それでもあまりにもアブが増えていることから、翌日からは着せています、との報告がありました。
その様子がみどりのまきばさんのブログに。
途中、仲良しの梅さんが走り出し、出入り自由のシェルターに入ると、後を追いかけていき、愛さんと続きました。サラ3頭、本当に仲良しです。
シェルターに入ると、アブはほとんど来ないようで、落ち着いて過ごすことができます。シェルター内は日陰なので、体感温度もかなり低く感じます。
1日の中で、場所を選びながら過ごしています。
そして、この日も、みどりのまきばさんからは、コテツだとてもいい子だと、何度も褒めていただきました。サラ3頭のうち、サラでない2頭には厳しい牝馬さんたちに対し、コテツはみんなに優しいとのこと。みなさんにはこれからもコテツの「馬となり」を紹介していけたらと思っています。
ぜひみどりのまきばさんのブログもご覧ください。写真がたくさんあって、牧場の様子や仲間たちのことがよくわかります!
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