14日の朝、壊れていた柵から隣の放牧地へ入ってしまい、仲間たちの元へ戻ろうとバタバタと焦って走っていたようで、汗をかいた状態で発見しました。幸いにも目立った怪我はなかったのですが、緊張と疲労で疲れ切っていたので馬房療養に入りました。
全身に倦怠感があり筋肉のこわばりもみられ、消炎鎮痛剤を投与し数日馬房で安静にしたところ、最初はぎこちない動きをしていましたが少しずつ回復してきました。
16日から屋根の下のパドックで放牧、28日からは仲間達と一緒に日中放牧を再開しましたが、大きな問題もなく経過しています。
馬房での療養が始まってすぐはボーッとしていたナイトシティも、元気になるにつれ、鳴いて仲間を呼んだりと早く群れに帰りたそうにしていました。新しい放牧地に移動して約2ヵ月ですが、すっかりここが自分のホームだと感じてくれている様で嬉しくもあり、早く元の生活に戻れるようにしっかり観察を続けます。
3日に虫の影響で少しアレルギーが出ていたので、バイチコール(駆虫剤)を使いました。それ以外には特に問題なく過ごしています。
昼夜放牧にして以降、最初はグループの輪に入りづらそうにしていましたが、徐々に馴染んで他の馬たちと一緒に行動するようになってきました。順調に環境に慣れていったため、25日に別の放牧地に移動しました。
寂しくないよう、同じ放牧地から2頭ほど一緒に移動し、3頭でパドックで生活しています。そこでの環境に慣れたら広い放牧地に放牧する予定です。
放牧地を移動して、環境が変わったせいなのか、一緒に移動してきた馬たちと、少し距離があります。ただ単に興味がないだけかもしれませんが。
競走馬として、引退後は種牡馬として活躍していました。とてもおとなしい性格で、種牡馬時代は新人スタッフさんが担当されていたそうです。おだやかな余生を過ごせるように、ハギノハイブリッドの会員さんを募集しております。よろしお願いします。
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