「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」の受け入れ対象馬として、引退馬協会のフォスターホースとなったアサクサデンエンとザッツザプレンティ。2頭の近況報告をこちらのブログでお届けします。
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年が明け、馬は1歳ずつ年齢を重ねます。アサクサデンエンは25歳、ザッツザプレンティは24歳に。今年も2頭のご支援、よろしくお願いいたします。
※2頭フォスターホースの近況の前にご報告です。繋養先の南幌ライディングパーク(南幌RP)の松井さんが昨年お怪我をされ、乗馬クラブも臨時休業となっています。厩舎作業は松井さんのご主人お一人で行っており、松井さんが取材に立ち会うことも難しかったのですが、ようやく歩けるようになったとのこと、1月24日に訪問させていただき、2頭の近況を伺ってまいりました。
休業中は全ての業務をご主人お一人で切り盛りされていたため、年末年始に来場いただいた見学者の方へご挨拶もままならぬ状況で、馬を自由に見てもらっていたとのことでしたが、松井さんの怪我も良化する2月には乗馬クラブの営業を再開予定とお聞きしています。「見学にも対応しますので気軽に会いに来てください」とのことです。
※見学には予約が必要です。近況報告の下の「見学について」をご確認ください。
全国の天候状況でも報じられていますが、今年は北海道の日本海側(留萌周辺)に雪が多いようです。南幌町も除雪していない場所は30~40cmの積雪がありますが、例年に比べれば少な目とのことです。
現在、南幌RPの在厩馬は13頭。天気の良い日は、午前中に3時間ほど時間を設け、4頭と8頭の放牧地に分けて放牧されています。
(※敷地内を自由に動き回っているミニチュアポニーのチャーリー・グレイは放牧頭数にカウントされておりません。見た目はかわいいですが、今年32歳の最長老です。)
昼に厩舎に戻ると飼い葉を与えられ、午後は馬房の中で過ごしています。寒い日には厩舎の梁にふくら雀が連なって暖をとり、静かな時が流れています。
ザッツザプレンティも明けて24歳になり(誕生日は5月26日)、変わらず元気です。
以前の近況報告で紹介した、ザッツと仲良しの舞君は馬房もお隣同士。厩舎の中では、度々鼻面を合わせてコミュニケーションをとっています。
ナイスネイチャの誕生日に合わせて、引退馬支援のご寄付を募る「ナイスネイチャ・バースデードネーション」を今年も行いました。
「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」
開催期間:2023年4月16日〜5月15日
今年のテーマは「地方競馬の重賞勝ち馬もフォスターホースに!」でした。
たくさんのあたたかなご支援をありがとうございました。
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