ソリストサンダー
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※現在、熊本県と十勝地方(帯広市・清水町)で馬インフルエンザの発生が確認されています。6月現在、日高・胆振地方での発生は確認されていませんが、感染防止対策として「1.手指や靴裏の消毒を励行」「2.厩舎や放牧地には入らない」「3.馬と距離をとっての撮影」に留意しながら取材を行っています。
「ナイスネイチャ・35歳のバースデードネーション」19頭目の適用馬として、フォスターホースの仲間入りをしたソリストサンダー(10歳)は、仮預託先の新冠町・コネクトファームで穏やかな毎日を送っています。
工事中の日高自動車道(大狩部橋)
先月のご報告で軽靭帯炎の完治報告をお伝えしましたが、上り坂では違和感を感じないものの、下り坂で脚元を気にするような歩様を見せることがあります。
5月に引退馬協会のワークショップ講師として来道された藤本美芽先生(馬理学セラピスト・エクイエンス株式会社代表)にも見ていただきましたが、軽靭帯以外の場所を気にしているのかもしれないとの見立てでした。今後の治療方針は決まっていませんが、日常生活には支障がないので通常放牧を続けながら様子を見ることにしました。
横姿
立ち姿
日の出時間が早くなったので、現在は5時30分~15時まで放牧しています。先日は17時過ぎまで放牧してみました。
以前は、厩舎で飼い葉の準備をしている気配を感じるとソワソワしていましたが、放牧地の草丈が伸び、食べ放題の青草に満足しているのか、夕方まで放牧していても落ち着いています。隣の放牧地にいた女子チーム3頭(再就職支援プログラム受講生で黒鹿毛のラブアダブダブ、栗毛のトピアリスト、匿名の鹿毛ちゃん)は採草地(畑)を挟んだ放牧地に移動しました。少し距離ができたので、ソリストサンダーは時折、牧柵沿いに女子チームに熱い眼差しを送っています。
草丈が伸び緑が濃くなった放牧地
ソリストサンダーとは少し距離が離れた女子チーム
(栗毛トピアリスト、黒鹿毛ラブアダブダブ、匿名の鹿毛ちゃん)
間に採草地(畑)を挟んで女子チームに熱視線を送る
[動画]採草地(畑)を挟んで女子チームと分かれてしまったソリストサンダー
コネクトファームの本厩舎は預託馬が増えて手狭になったので、5月中旬から本厩舎から沢を100mほど上がった場所にあるサブ厩舎(仮称)の利用を始めました。
元々は1歳馬の中期育成厩舎として8馬房とシェルターが設置されていました。現在はコネクトファーム所有の1歳馬2頭が在厩していますが、サブ厩舎の方が静かな環境で斜面も無いので高齢馬をこちらに移動させることも考えているそうです。
新緑に囲まれた本場厩舎
新たに稼働したサブ厩舎(仮称)
現在は1歳馬2頭が入っています
5月には4組の会員さんが見学に来場されました。JRA時代は佐藤正雄厩舎カラー(白地に赤と青の縦線)や黒一色のメンコ、地方競馬時代は福永敏厩舎の紺色メンコなど、レースではメンコを着用していたので「素顔を初めて見ました」と感激していた方もいたそうです。現在の見学は引退馬協会の会員のみですが、牝馬にモテモテのイケメン・ソリストサンダーにぜひ会いに来てください。
[動画]工事中の大狩部橋とソリストサンダー
奥の女子チームが気になる?
コネクトファームさんからの発信はこちら
コネクトファーム 公式サイト https://connectfarm.jimdofree.com/
Instagram @connect_farm2024
X(旧Twitter) @far84807
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2025年6月13日現在
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ソリストサンダー フォスターホースになった経緯(プロフィール)
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