平地には雪は全く残っていませんが、遠くに見える日高山脈は真っ白のままでした。
リカコはとても元気に過ごしていました。沖田さん曰く、体調もすこぶる良いそうです。
放牧地に向かうと、リカコ達は道路を挟んで向かい側の放牧地を見ていました。
何を見ていたかというと、3月22日に生れた仔馬をず~と見ていました。リカコ以外はすぐに飽きて放牧地の奥に草を食べに行っても、リカコは飽きもせずにずーっと見ていました。仔馬は元気に走り回ったり、お乳を飲んだり、リカコ達を見たりと、ちょろちょろと動き回っていました。
リカコは、繁殖時代は仔馬にべったりではないのですが、子煩悩なお母さんだったそうです。数組の親子と一緒の時は、他の仔馬達がお母さんから離れてリカコに懐いている姿をよく見かけたそうです。リカコは仔馬に好かれていたんですね。
この日は、優しい声で「ボボボボボボ」と仔馬に呼びかけもしていました。
放牧地の奥に行ったミラキュラスの写真を撮りに向かうと、リカコも気になったのか近寄ってきました。喜んでというよりも「も~仕方ないわね」という感じで。
ですが、飽きたのか直ぐに仔馬の方に戻っていきました。
リカコは、最近自分が可愛い事に気づいたそうです。何故かというと、それは、常に「可愛い」と言ってもらっているからだそうです。
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