お待たせしました。
今回のしらさぎだよりは4月28日の「フォスターホースと過ごす日」の報告と合わせてお届けします。
ここ数日、晴れた日の日中は汗ばむくらいの暑さです。雨予報でもまとまった雨にはならないので馬場も乾燥しています。
放牧地は青草がぐんぐん伸びてきていますが、朝7時を過ぎると気温が上がってコバエや小さな虫が出て刺されるので、自由人たちは自主的に早めに馬房に戻ってきます。
まだ冬毛が少し残っているので、洗った後はブラシをしっかりかけています。
ペントサンの注射は月1回のペースで続けているので、かなり良くなっており、体調も万全。特に変わったこともなく、元気に運動もしています。
フォスターホースと過ごす日では騎乗体験のお仕事中のハリマが見えなくなって洗い場で大騒ぎしたジェニーさん。
ある日、ハリマが角馬場で運動中、洗い場でお手入れしてもらっていたジェニーが隙間からハリマを覗いていたそうで、その後はハリマと一緒にルンルンで馬房に戻ったとか。相変わらずハリマちゃんLOVEのジェニーなのでした。
チークピーシズを着けてかなり良くなっていた耳のあたりの禿げてしまった部分がまた目立つようになってきてしまいました。
他にも顔に小さな傷をいくつか作っていて、ピューマは黒いのでとても目立ちます。ワセリンを塗っていますが、擦れるところはどうしても治りが遅いようです。ちょっとしたことでも傷になってしまうのは皮膚が柔らかいからではないかとのこと。
体調は良く、馬体はピカピカです。
開催した4月28日はゴールデンウイーク2日目とあって高速道路が渋滞しましたが、みなさん無事に到着され、初参加の方、ビジターさんを含め30名近い方が参加してくださいました。
セミナーがある為、馬房前トークは取りやめて引き馬での騎乗体験から始まりました。
始まる前にハリマと一緒に洗い場に繋がれていたジェニー、案の定ハリマの姿が見えなくなると「ハリマちゃんや~!」と騒ぎ出したので、ハリマが見えるところに連れてきてもらって、お仕事をするハリマを見守っていました。
「見えるところにいれば安心なんだよ。」と言いたげなジェニー。でも横目でしっかり見ています。
ふれあい体験の次は藤本美芽さんのセミナーです。
今回もCT様からのご報告をお届けします。
*************************************
今回の過ごす日ではGWという事もあってか沢山の方に参加していただけました。
前回に引き続き 藤本美芽先生による講習会では、ハリマちゃん、ピューマ君の引き馬体験の後、ジェニーさんを加えた3頭でのお手入れのレッスンです。
今回は裏堀りを教えていただきました。
レッスンを始める前に参加者それぞれが片方の靴の裏に小さく切ったダンボールを張り付けた状態で歩いてみました。僅かな違いのように感じましたが、ダンボールを剥がして歩いてみると、付いているときと剥がしたときの違いがよく分かりました。馬達にとっても蹄の裏に土等が詰まった状態では違和感を感じたりスッキリしない感じのようです。
馬に触ったことはあってもなかなか裏堀りまでは経験したことがないという方も多かったのですが、そこはベテランのハリマちゃん、ピューマ君、ジェニーさんのバックアップ(笑)で皆さんスムーズにこなしていました。
脚の持ち上げ方、前脚と後脚で手を入れる向きが違う等 実際に体験してみて、どうやれば馬が脚を上げやすいのか等がよく分かりました。
藤本先生のハンドマッサージで眠ってしまうハリマちゃん、尾底骨辺りをマッサージするとアカベコの横バージョンの様に頭が左右に揺れ、馬の頭から尾底骨にかけてが連動しているのが良く分かりました。
普段の何気無いお手入れの中で馬が不快に感じないようにするのは、馬だけでなく人に対しても安全に行うために必要な事なんだな~ということが良く分かりました。
気持ち良すぎて思わずハリマも大あくび!
ジェニーもお口が緩んでしまいました。
飽きて遊び始めてしまったピューマ
CT様、撮影にご協力くださったRosen Kavalier様、ありがとうございました。
*************************************
セミナー終了後はクラブハウスでCreemPanさんから届いたドキュメンタリー映画「今日もどこかで馬は生まれる」のDVDを観たり、馬たちにおやつをあげていただいたりと、みなさんそれぞれに馬三昧な一日を過ごしていただけたようでした。
連休中の混雑する中、ご参加くださり、ありがとうございました。
次回は6月23日に開催予定です。藤本先生のセミナーも行いますので、ぜひご参加ください。
詳しくはこちらから→「次回フォスターホースと過ごす日開催のお知らせ」
たくさんのご参加をお待ちしています。
たより・ブログの名前から探す
たより・ブログの
名前から探す
Donation
あなたにできる方法で
引退馬を守る・支える
「引退馬を守りたい」そういった方に、様々なご支援をいただいております。
1頭でも多くの馬を支えるためには、あなたのご支援が必要です。
会員や寄付、買い物など、あなたにあった方法でご検討ください。