トクちゃんから近況報告と動画、画像が届きましたので、横浜支部の曽根がお伝えいたします。
相変わらず雨が降ったり止んだり、湿度が高く蒸し暑い日が続いています。
蠅や虻が増えてきて、馬たちを悩ませています。調馬索運動をしている時でもついてきて、刺されると痛くて跳ねる馬もいます。
馬には本当に気の毒な季節になりました。
脚のほうは変わらず、月一回のペントサンの注射を続けて様子をみています。
それ以外は元気で、ジェニー達自由人と朝の放牧を楽しんでいますが、虫が増えてきたので早めに馬房に帰りたがります。刺されるとなかなか取れないので、ハリマは「取って~!」と人に向かって走ってきます。
馬房に戻ろうとして掃除が終わっていないと、メイン厩舎に忍び込んで空いている馬房の餌を拝借することも相変わらずです。
入らないように入口にひもを張っているのですが、ウォーキングマシンでの運動を終えた馬を馬房に戻す時にひもを外しておくと、隙を狙って入り込んでしまいます。食欲があるのはいいことなのですが…
痛めた股関節がまだ完治しておらず、右後肢の踏み込みが良くないので、運動はお休みしてウォーキングマシンだけにしています。
足を上げる時に一度伸ばすような仕草をしたり、まだ辛いようです。アンドレス軟膏を塗り込んで治療を続けています。
アンドレス軟膏はツーンとする感じがあるので嫌がる馬もいるのですが、ピューマはおとなしく塗らせてくれます。
トレーニングは順調に進んでいます。
先日、担当のS先生と沼田(曜)さんが競技会で不在の時にトクちゃんが初めて調馬索運動をさせた時も、音声扶助にきちんと反応していました。
でも乗り運動になると頭を高く上げて緊張した感じがあり、皆さんに乗っていただけるようになるのには、まだ時間がかかりそうです。
お手入れの時はかなりおとなしく、虫は嫌がりますが、足が横に飛んでくるようなことはなくなりました。
ただ、顔は大丈夫でも、腰やおなかの下を触られるのは嫌いで、歯ぎしりしながら「触るな!」と威嚇し、怒ると怒り返してくるような強さがあります。
ハリマブライト、コアレスピューマ、ルックトゥワイスの預託先の乗馬倶楽部イグレットは、暑さから人馬を保護する為、7月15日から9月上旬まで夏時間営業となっています。
営業時間:午前7時~正午まで
※見学・訪問は引退馬協会に会員登録のある方のみとなります。
新型コロナウイルス感染拡大防止の為、見学・訪問の際は以下のことをお願いいたします。
1)前日までに直接へ電話予約してください。(連絡先は会報または公式HPに掲載しています。)
予定の変更があるときは早めにご連絡ください。
2)見学時にはマスクを着用してください。
3)少人数でご来場ください。
4)お話するときは距離を保ってください。
5)風邪のような症状のある方は見学をご遠慮ください。
※必ず事務所に立ち寄ってから見学をしてください。
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