4月26日の入厩から約1ヵ月半あまり、6月15日に伺った時の様子をお伝えします。
馬装前の手入れや馬装中は、顔をこすりつけて甘えていたニッキことケイウンニシキ。「こいつはベタベタ系だ!」(=甘えてくるタイプ)と言いつつ嬉しそうな星野さん。
お行儀もよく人間に協力的です。脚にプロテクターをつけるときも微動だにしないし、頭らくをつけるときには頭を下げています。星野さんは背が高いから、そこまで下げなくてもいいのですが、小柄な方ならありがたいですね!
来た当初はかつての何らかのトラウマで、人を乗せることを嫌がりましたが、ニッキの気持ちを尊重し、ゆっくりと調教を進め、今では乗り運動も受け入れています。なんだか馬装の様子を見ていると、星野さんに乗ってもらうのが楽しみであるようにさえ見えますね!
牧場で休養していたときは特に運動もしていなかったので、筋肉のない体でしたが、今は胸前やお尻に少し筋肉がついて少しふっくらした印象です。
訪問した日は嵐が来る前触れで強風の中での運動となりましたが、風や上空を飛ぶ飛行機(新千歳空港が近い)を気にする様子はありませんでした。動画では風の音がうるさいので音声を切っていますが、草の揺れ具合から、どれほど風が強いかわかると思います。
右手前と比べると左手前がやや苦手。右手前とほうが動きがなめらかです。
乗り運動では、今でも時折体を固くすることがあるそうですが、徐々にそうしたことが減ってきているようです。「どんどん良くなっていますよ」と頼もしいお言葉が。
ゆっくり調教を進めているので、このときは乗り運動は速歩(はやあし)まで。駈歩(かけあし)はあと一週間くらいしてからと考えているとのことでした。
第18期生ケイウンニシキ、入厩
第18期生ケイウンニシキ、取材報告(2019/5/19)
ケイウンニシキ
父:ブラックタキシード 母:ユーゲントアーチ
2009年3月27日生まれ
鹿毛 セン馬
生産:渡辺牧場(北海道浦河町)
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